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エブリワンズ・ヒーロー

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
エブリワンズ・ヒーロー(邦題ほうだい未定みてい
Everyone's Hero
監督かんとく
原案げんあん ハワード・ジョナス
製作せいさく
  • ロン・ティップ
  • イゴール・カイト
出演しゅつえんしゃ
音楽おんがく ジョン・デブニー
撮影さつえい
  • ジャン・カーリー
  • アンディ・ウォン
編集へんしゅう ジョン・ブライアント
製作せいさく会社かいしゃ IDTエンターテインメント[1]
配給はいきゅう 20世紀せいきフォックス[1]
公開こうかい アメリカ合衆国の旗 2006ねん9がつ15にち
日本の旗 劇場げきじょう公開こうかい
上映じょうえい時間じかん 87ふん[1]
製作せいさくこく アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく[1]
言語げんご 英語えいご
製作せいさく $35.000.000[2]
興行こうぎょう収入しゅうにゅう 世界の旗 $16.600.000[3]
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エブリワンズ・ヒーロー』(原題げんだい: Everyone's Hero)は、2006ねん公開こうかいされたアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくアニメーション映画えいがである。監督かんとくクリストファー・リーヴダニエル・サンピエールコリン・ブレイディつとめた。

あらすじ[編集へんしゅう]

1932ねんだい恐慌きょうこうのニューヨーク。ヤンキーのアービングは10さい野球やきゅうファンだが、うでわるいために子供こどもたちからいじめられていた。そのかれはしゃべる野球やきゅうボールをつけ、ひとにはこえないが、スクリューと名付なづける。ヤンキーのちちスタンリーは、ヤンキー・スタジアムの管理人かんりにんとしてはたらいている。2人ふたりがスタジアムにいるあいだに、警備けいびいん変装へんそうした泥棒どろぼうがベーブ・ルースの有名ゆうめいなバット「ダーリン」をぬすむ。スタンリーはぎぬせられ、ダーリンがつかるまで一時いちじ解雇かいこされる。スタンリーはおろかにも、ロッカールームに一人ひとりでいたことをヤンキーのせいにし、かれをハメる。スタンレーはヤンキーを懲戒ちょうかい解雇かいこにし、自室じしついやるが(これはのち後悔こうかいすることになる)、本当ほんとう泥棒どろぼうはシカゴ・カブスのイカサマ投手とうしゅレフティ・マギニスであることが判明はんめいする。レフティはカブスのゼネラル・マネージャー、ナポレオン・クロスのしたはたらいており、かれは1932ねんのワールドシリーズでカブスがニューヨーク・ヤンキースをやぶるのをたいとねがっていた。

バットをもどし、退きをせまられ路頭ろとうまよ家族かぞくすくおうと決意けついしたヤンキーは、えききレフティからバットをうばうが、列車れっしゃべつえきまえりそびれてしまう。バットのダーリンははな能力のうりょくもあり、ヤンキーにつぎのワールドシリーズが開催かいさいされるシカゴのベーブ・ルースのもとへれてかえるよううながす。たび途中とちゅう、マジニスは乱暴らんぼう追跡ついせき最中さいちゅうにヤンキーからバットをぬすもうとする。ヤンキーはダーリンをベーブ・ルースにかえし、それによって父親ちちおや汚名おめいらし、自分じぶん仕事しごとまもることを決意けついする。ヤンキーは、アンディ、ルイス、ジャックといった浮浪ふろうしゃ、マルティ・ブルースターという少女しょうじょ彼女かのじょ父親ちちおや、ロニー・ブルースターというニグロリーグの投手とうしゅ、シカゴへのドライブを手伝てつだい、ヤンキーにバッティングちゅうただしいあしかたおしえるベーブ・ルース本人ほんにんなど、かれ探求たんきゅうたすける人々ひとびと出会であう。レフティはダーリンをぬすんでクロスにわたし、クロスはヤンキーを誘拐ゆうかいする。試合しあいちゅう、クロスはヤンキーを事務所じむしょめ、計画けいかくける。

オフィスからしたヤンキーは何人なんにんもの警備けいびいんをかわし、ついにダーリンをベーブにかえす。クロスは、ヤンキーはカウントプレーヤーになるにはわかすぎるとって、ベーブに勝利しょうりるのをやめさせようとする。にもかかわらず、ベーブはヤンキーに「バットじゃない、バッターだ」とって自信じしんをつけさせる。ヤンキーは2ストライクののち、スクリューをつことに成功せいこうする。多数たすうのカブスの選手せんしゅたちがヤンキーをアウトにしようとするなか、ヤンキーはかれらをかわし、トリップさせる。レフティが最後さいごのタッグアウトをこころみるが、ヤンキーはかれえ(かれとスタンリーの両方りょうほう迷惑めいわくをかけた仕返しかえしだ)、ホームプレートに着地ちゃくちして1てんかえす。これでヤンキースは士気しきもどし、さらに7てん追加ついかしてリードをうばい、ワールドシリーズをせいした。

ダーリンの窃盗せっとう発覚はっかくしたことで、クロスが逮捕たいほされるが、クロスは「ヤンキーはイカサマをしたファンだった」とう。共犯きょうはんしゃとして、またイカサマとしてのかれ関与かんよあきらかになると、レフティはチームからされ、逮捕たいほもされる。スタンリーはヤンキーに「さっきはうことをかなかった」とあやまり、かれ汚名おめいれて正式せいしきにスタジアムの管理人かんりにん復帰ふっきする。ヤンキーとかれ両親りょうしん、そしてあたらしい野球やきゅう仲間なかまであるスクリューとダーリンは、ヤンキースのワールドシリーズ優勝ゆうしょうしゅくし、クロスがベーブ・ルースのボブルヘッドをくばっているあいだかれ正式せいしき選手せんしゅとなり、かれらの釈放しゃくほう一環いっかんとしてとおりを掃除そうじする。ヤンキーはうれしそうにスクリューと浮浪ふろうしゃいぬとキャッチボールをし、映画えいがわる。

登場とうじょう人物じんぶつ[編集へんしゅう]

ヤンキー・アーヴィング (Yankee Irving)
こえ - ジェイク・T・オースティンはら
野球やきゅう選手せんしゅになることを夢見ゆめみている10さい少年しょうねんは、かれ威勢いせいのいいうつくしい野球やきゅうのバットダーリンをすくうアイドルのベーブ・ルースを尊敬そんけいしています。
スクリューイー (Screwie)
こえ - ロブ・ライナーはら
相手あいてのダーリンと喧嘩けんかするおしゃべり野球やきゅう
ダーリン (Darlin)
こえ - ウーピー・ゴールドバーグはら
ベイブ、ベイブ、ダーリンが所有しょゆうするしゃべる野球やきゅうのバットはってもれない関係かんけいにあり、ベイブはどこへっても彼女かのじょれてき、どんな犠牲ぎせいはらっても彼女かのじょまもります。 ダーリンは彼女かのじょ所有しょゆうしゃあいし、かれまわりで安全あんぜんだとかんじています。
レフティ・マギニス (Lefty Maginnis)
こえ - ウィリアム・H・メイシーはら
ベイブのバット、ダーリンをぬすもうとするためにおくられた不正ふせい野球やきゅう選手せんしゅであり、ベイブに彼女かのじょあたえたことでヤンキーに復讐ふくしゅうしている。
ナポレオン・クロス (Napoleon Cross)
こえ - ロビン・ウィリアムズはら
シカゴカブスのゼネラルマネージャーとレフティの上司じょうし
ベーブ・ルース (Babe Ruth)
こえ - ブライアン・デネヒーはら
有名ゆうめいなニューヨークヤンキースの野球やきゅう選手せんしゅ
マルティ・ブルースター (Marti Brewster)
こえ - レイヴン・シモーネはら
ロニーとロゼッタのむすめ
スタンリー・アーヴィング (Stanley Irving)
こえ - マンディ・パティンキンはら
ヤンキースタジアムのヤンキーのちち管理人かんりにん
ロニー・ブルースター (Lonnie Brewster)
こえ - フォレスト・ウィテカーはら
ヤニグロリーグのスターピッチャーであり、マルティのちちでありロゼッタのおっとである、カーブボールのアフリカけいアメリカじんおう

キャスト[編集へんしゅう]

スタッフ[編集へんしゅう]

マーケティング・興行こうぎょう収入しゅうにゅう[編集へんしゅう]

開幕かいまく週末しゅうまつ、この映画えいが米国べいこくとカナダの2,896の劇場げきじょうで、610まんドルの収益しゅうえきげ、興行こうぎょう収入しゅうにゅうギャングスターズ 明日あしたへのタッチダウンブラック・ダリアだい3にランクされました。 その実行じっこうわりまでに、エブリワンズ・ヒーローは、米国べいこくで1,450まんドル、海外かいがいで210まんドル、世界せかいでおよそ1,660まんドルの収益しゅうえきげました[4]

評価ひょうか[編集へんしゅう]

映画えいが批評ひひょうによるレビュー[編集へんしゅう]

Rotten Tomatoesでは、69のレビューにもとづいて42%の支持しじりつており、平均へいきん評価ひょうかは5.10/10となっている。どうサイトのコメントでは、「エブリワンズ・ヒーローはとても予測よそく可能かのうたりさわりのない物語ものがたりなので、おもちいさな子供こどもたちにアピールします。 ピクサーのリーグでなにかをさがしているほかひと間違まちがった球場きゅうじょうさがしています 」としている[5]Metacriticでは、20にん批評ひひょうもとづいて100てん満点まんてんちゅう51てん平均へいきんてんをつけている[6]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ a b c d Everyone's Hero”. AFI Catalog of Feature Films. 2017ねん5がつ27にち閲覧えつらん
  2. ^ Everyone's Hero (2006)”. 2021ねん6がつ12にち閲覧えつらん
  3. ^ Everyone's Hero - Box Office Mojo英語えいご
  4. ^ Everyone's Hero”. Box Office Mojo. 2021ねん8がつ11にち閲覧えつらん
  5. ^ (英語えいご) Everyone's Hero (2006), https://www.rottentomatoes.com/m/everyones_hero 2021ねん8がつ11にち閲覧えつらん 
  6. ^ Everyone's Hero, https://www.metacritic.com/movie/everyones-hero 2021ねん8がつ11にち閲覧えつらん 

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]