ガスパーレ・トラヴェルシ

ガスパーレ・トラヴェルシ Gaspare Traversi
自画像じがぞう
誕生たんじょう日び	1721年ねんまたは1722年ねん
出生しゅっしょう地ち	イタリア,ナポリ
死没しぼつ年ねん	1770年ねん11月1日にち
死没しぼつ地ち	イタリア,ローマ

ガスパーレ・トラヴェルシ（Gaspare Traversi、1722年ねん12月がつまたは1723年ねん1月がつまたは2月がつ生うまれ。1770年ねん11月1日にちに死去しきょ）は18世紀せいきイタリアの画家がかである。「ナポリ派は」の画家がかの一人ひとりである。

略歴りゃくれき

ナポリでジェノア出身しゅっしんの商人しょうにんの息子むすこに生うまれた。ナポリで大おおきな工房こうぼうを開ひらいていた、フランチェスコ・ソリメーナの工房こうぼうで学まなんだ。同どう時期じきのソリメーナの工房こうぼうにはジュゼッペ・ボニート(Giuseppe Bonito)やフランチェスコ・デ・ムーラ(Francesco de Mura)といった画家がかが働はたらいていた。

1742年ねんにフランシスコ会かいの高たかい地位ちいの人物じんぶつ ロッシ(Raffaello Rossi da Lugagnano)の援助えんじょを受うけるようになった。1748年ねんにローマに旅たびし、1852年ねんからローマに住すむようになった。1753年ねんにはロッシのパルマの邸宅ていたくの装飾そうしょく画がを描えがいた。1755年ねんにはローマ市民しみんの資格しかくを得えた。ローマの上流じょうりゅう階級かいきゅうの生活せいかつを描えがいた多おおくの風俗ふうぞく画がを描えがいたことで知しられている。

1760年ねんにパトロンのロッシが亡なくなり、娘むすめや息子むすこを病やまいで失うしない、1764年ねんにイタリアを襲おそった飢饉ききんで絵えの注文ちゅうもんは失うしなわれた。1770年ねんにローマで死去しきょする頃ころには忘わすれられた画家がかとなっていたが1920年代ねんだいになって再さい評価ひょうかされた。

作品さくひん

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  『占うらない師し』(c.1960)
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  『治療ちりょうする外科医げかい』(1753/1754)
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  『コンサート』(c.1760)
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  『読よみ書かきの授業じゅぎょう』(1750)
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  『アムノンの殺害さつがい』
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  『マンドラ奏者そうしゃ』

参考さんこう文献ぶんけん

• Rave A. B. Gaspare Traversi. Heiterkeit im Schatten. — Katalog zur Ausstellung der Staatsgalerie Stuttgart. — Hatje Cantz, 2003. — ISBN 3-7757-1354-9.
• Francis P. Smyth and John P. O'Neill (Editors in Chief) (1986). National Gallery of Art, Washington DC (ed.). The Age of Correggio and the Carracci: Emilian Painting of the 16th and 17th Centuries. pp. 373–378.
• Wittkower, Rudolf (1980). Art and Architecture in Italy, 1600-1750. Pelican History of Art (Penguin Books Ltd). pp. 494–495.
• Naples Exhibition in 2005 was titled Gaspare Traversi. Napolitans of the 1700s between Misery and Nobility
• Stuttgart Exhibition: Gaspare Traversi Amusement in the Shade
• Parma Exhibition:Luminary of the 1700s: Gaspare Traversi and his painting in Emilia.