グトルフォス

地図ちず

グトルフォス（Gullfoss）は、アイスランド南部なんぶにある滝たき。アイスランド語ごで"gull"は「金かね」、"foss"は「滝たき」を意味いみし、「黄金おうごんの滝たき」という名なをもつ^[1]。

ラング氷河ひょうが（Langjökull）を起源きげんとするHvítá川かわの中なか上流じょうりゅう部ぶにあり^[2]、最大さいだい幅はばは約やく70m、最大さいだい落差らくさは1段だん目めで約やく15m、2段だん目めで約やく30m。アイスランド随一ずいいちの規模きぼを誇ほこり、同国どうこくの代表だいひょう的てきな観光かんこうスポットの1つである。

20世紀せいき初頭しょとう、イギリスの企業きぎょうがこの滝たき一帯いったいに水力すいりょく発電はつでん所ところの建設けんせつを計画けいかくした。しかし、シグリットという名なの少女しょうじょがこの工事こうじに反対はんたい、滝たき壺つぼに自みずからの身みを投とうじようとした事ことで工事こうじを中止ちゅうしさせた。滝たき壺つぼの横よこには彼女かのじょの銅像どうぞうが建たてられ、今いまも滝たきを見守みまもっている。