サポテコ族ぞく

サポテコ族ぞく

Zapotec
総そう人口じんこう
300,000（1979年ねん）
居住きょじゅう地域ちいき
メキシコ
言語げんご
サポテコ語ご
宗教しゅうきょう
不明ふめい

サポテコ族ぞく（サポテコぞく、Zapotec）は、メキシコに住すむ民族みんぞく。

居住きょじゅう地ち

中央ちゅうおうメキシコ各地かくちに住すんでいる。

生活せいかつ

農業のうぎょう生活せいかつ者しゃが大半たいはんを占しめるが、商売しょうばい上手じょうずとも言いわれている。主食しゅしょくはトウモロコシ、カボチャ、豆類まめるい。主要しゅよう換金かんきん作物さくもつはコーヒー。

土地とちがいくらでもあるので、畑はたけが疲弊ひへいすると新あらたに別べつの土地とちを開墾かいこんして移うつる。

地峡ちきょう近ちかくに住すむサポテコ族ぞくは、甘美かんびな音楽おんがく、熱情ねつじょう的てきな詩し、激烈げきれつな雄弁ゆうべんを愛好あいこうする。

信仰しんこう

たいていのサポテコ族ぞくは山やま、岩いわ、洞穴どうけつから生うまれたと信しんじている。サポテコ族ぞく初はつの首長しゅちょうは、空そらから鳥とりになって飛とんできたとも言いわれている。

神かみ々のヒエラルキーが宇宙うちゅうを支配しはいし、その中なかで自然しぜん現象げんしょうを管理かんりする神かみ々は農業のうぎょうの管理かんりにもあたっているという。

人ひとが死しぬと木製もくせいの箱はこに遺体いたいを納おさめ、来世らいせへの旅たびに必要ひつような食物しょくもつ、着替きがえ、水みずを脇わきに添そえる。

関連かんれん項目こうもく

• サポテカ文明ぶんめい

参考さんこう文献ぶんけん

• 『世界せかいの民族みんぞく 4』《メキシコ・中央ちゅうおうアメリカ》平凡社へいぼんしゃ、1979年ねん。