ジョルジュ・ルクランシェ

ジョルジュ・ルクランシェ（Georges Leclanché , 1839年ねん10月9日にち - 1882年ねん9月14日にち）は、フランスの電気でんき技師ぎしでルクランシェ電池でんちの発明はつめい者しゃ。

フランス生うまれ。1856年ねんにフランスのグランゼコールの名門めいもん校こうエコール・サントラルに入学にゅうがくし、1860年ねんに卒業そつぎょうする。その後ご鉄道てつどう会社かいしゃに職しょくを得えて、電池でんちの研究けんきゅうを行おこなう。1866年ねん(1867年ねんや1868年ねんとも言いわれる)に、現在げんざいのマンガン乾電池かんでんちの原形げんけいであるルクランシェ電池でんち（Leclanché cell）を発明はつめいする。

ルクランシェ電池でんち

詳細しょうさいは「ルクランシェ電池でんち」を参照さんしょう

負ふ極きょくを亜鉛あえんの棒ぼう、正せい極きょくを二酸化にさんかマンガンと炭素たんその混合こんごう物ぶつを多孔たこう質しつの容器ようきに包つつんだもの、電解でんかい液えきを塩化えんかアンモニウム水溶液すいようえきとした湿しめ電池でんちで、正せい極きょくの二酸化にさんかマンガンにより酸化さんかされて水みずとなるため水素すいそガスが発生はっせいせず、長時間ちょうじかんの使用しようが可能かのうとなった。電池でんちの歴史れきし上じょうこの発明はつめいは画期的かっきてきであり、現在げんざいのマンガン乾電池かんでんちと基本きほん構造こうぞうは同おなじである。ルクランシェの元々もともとの設計せっけいでは劣化れっかする傾向けいこうがあったが、後ごの技術ぎじゅつ者しゃによって改善かいぜんされた。

関連かんれん項目こうもく

• 湿しめ電池でんち