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スタンドアップ (映画えいが)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』
スタンドアップ
North Country
監督かんとく ニキ・カーロ
脚本きゃくほん マイケル・サイツマン
原作げんさく クララ・ビンガム
ローラ・リーディ
『Class Action: The Story of Lois Jensen and the Landmark Case That Changed Sexual Harassment Law』
製作せいさく ニック・ウェクスラー
製作せいさく総そう指揮しき ヘレン・バートレット
ダグ・クレイボーン
ナナ・グリーンウォルド
ジェフ・スコール
出演しゅつえん者しゃ シャーリーズ・セロン
音楽おんがく グスターボ・サンタオラヤ
撮影さつえい クリス・メンゲス
編集へんしゅう デヴィッド・コウルソン
製作せいさく会社かいしゃ ワーナー・ブラザース
Industry Entertainment
Participant Productions
Nick Wechsler Productions
配給はいきゅう ワーナー・ブラザース
公開こうかい アメリカ合衆国の旗 2005年ねん10月がつ21日にち
日本の旗 2006年ねん1月がつ14日にち
上映じょうえい時間じかん 126分ふん
製作せいさく国こく アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご 英語えいご
製作せいさく費ひ $35,000,000[1]
興行こうぎょう収入しゅうにゅう 世界の旗 $25,211,175[1]
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『スタンドアップ』（原題げんだい：North Country）は、2005年ねんのアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの社会しゃかい派は映画えいが。1988年ねんに行おこなわれた世界せかい初はつのセクシャルハラスメント訴訟そしょう「Jenson v. Eveleth Taconite Co.」を記しるしたクララ・ビンガムとローラ・リーディの書籍しょせき『Class Action: The Story of Lois Jensen and the Landmark Case That Changed Sexual Harassment Law』をもとにした作品さくひんである。

ストーリー[編集へんしゅう]

暴力ぼうりょくを振ふるう夫おっとに耐たえかねて、2人ふたりの子供こどもをつれて故郷こきょうであるミネソタ州しゅうの炭鉱たんこうの町まちに戻もどってきたジョージー。10代で未婚みこんの母ははになり、再ふたたび戻もどってきた娘むすめに父親ちちおやは冷つめたく、母親ははおやは我慢がまんして夫おっととよりを戻もどすようにというばかり。夫おっとの元もとに帰かえるつもりのないジョージーは、女手おんなで一ひとつで子供こどもを育そだてることを決意けついし、稼かせげるという理由りゆうで炭鉱たんこうで働はたらき始はじめる。しかし、男おとこ社会しゃかいである炭鉱たんこうの仕事しごとに女おんなが働はたらくのは男おとこ達たちにとっては面白おもしろくなく、男おとこ達たちはジョージーに執拗しつような嫌いやがらせを始はじめる。耐たえかねたジョージーは、世界せかいで初はじめてのセクシャルハラスメント訴訟そしょうを起おこす。

職しょくを失うしなうことを恐おそれた同僚どうりょう女性じょせいから協力きょうりょくを得えられないどころか、強つよい反発はんぱつを受うけ孤立こりつ無援むえんとなってしまったジョージーだが、弁護べんごを担当たんとうすることになったビルや、ようやくジョージーを理解りかいしてくれるようになった両親りょうしんの協力きょうりょくの下したで裁判さいばんを戦たたかう。一方いっぽう、会社かいしゃ側がわは意図いと的てきに女性じょせい弁護士べんごしを立たてて争あらそう。

裁判さいばんでは会社かいしゃ側がわの企たくらみで、ジョージーの過去かこの男性だんせい経験けいけん、特とくに長男ちょうなんサミーの実父じっぷが誰だれであるかが争点そうてんとなる。そこで、ジョージーがそれまで頑かたくなに隠かくし続つづけて来きた過去かこが明あきらかになる。ジョージーは高校こうこう時代じだいに教師きょうしにレイプされ、その結果けっか生うまれたのがサミーであること、しかもレイプを当時とうじの恋人こいびとだったボビーが目撃もくげきしていたにもかかわらず、助すけようともせずにその場ばを逃にげ出だしていたことが明あかされる。ボビーは保身ほしんのため、レイプではなかったと証言しょうげんするが、逃にげ出だした上うえに嘘うその証言しょうげんをしている卑劣ひれつさをビルに激はげしく責せめ立たてられ、遂ついにレイプだったことを認みとめる。この事態じたいに、裁判さいばんを傍聴ぼうちょうしていた同僚どうりょう女性じょせいのみならず、男おとこたちもジョージーに味方みかたして原告げんこくに参加さんかしたことで、裁判さいばんは「集団しゅうだん訴訟そしょう」となりジョージーらの勝利しょうりに終おわる。

キャスト[編集へんしゅう]

ジョージー・エイムズ
演えんじ - シャーリーズ・セロン（高校こうこう時代じだい：アンバー・ハード）、日本語にほんご吹替 - 本田ほんだ貴子たかこ
女手おんなで一ひとつで2人ふたりの子こを育そだてるため炭鉱たんこうで働はたらくことになった女性じょせい。
サミー・エイムズ
演えんじ - トーマス・カーティス、日本語にほんご吹替 - 小林こばやし良也よしや
ジョージーが10代で生うんだ長男ちょうなん。アイスホッケー部ぶ。
カレン・エイムズ
演えんじ - エル・ピーターソン、日本語にほんご吹替 - 金田かねだ朋子ともこ
ジョージーの娘むすめ。兄あにサミーとは父親ちちおやが違ちがう。
グローリー
演えんじ - フランシス・マクドーマンド、日本語にほんご吹替 - 塩田しおだ朋子ともこ
ジョージーの古ふるい友人ゆうじんで同僚どうりょう。難病なんびょうに冒おかされている。
カイル
演えんじ - ショーン・ビーン、日本語にほんご吹替 - 横島よこしま亘わたる
グローリーの夫おっと。サミーの理解りかい者しゃとなる。
ビル・ホワイト
演えんじ - ウディ・ハレルソン、日本語にほんご吹替 - 山野井やまのい仁ひとし
離婚りこんをきっかけにニューヨークから地元じもとに戻もどって来きた弁護士べんごし。
カイルの友人ゆうじん。高校こうこう時代じだいはアイスホッケーの花形はながた選手せんしゅ。
ボビー・シャープ
演えんじ - ジェレミー・レナー、日本語にほんご吹替 - 北沢きたざわ洋ひろし
ジョージーの高校こうこう時代じだいの恋人こいびとで現在げんざいは同僚どうりょう。ジョージーに執拗しつような嫌いやがらせをする。
ハンク・エイムズ
演えんじ - リチャード・ジェンキンス、日本語にほんご吹替 - 手塚てづか秀しげる彰あきら
ジョージーの父親ちちおや。ジョージーと同おなじ炭鉱たんこうで働はたらく。
アリス・エイムズ
演えんじ - シシー・スペイセク、日本語にほんご吹替 - 寺田てらだ路恵みちえ
ジョージーの母親ははおや。
ドン・ピアーソン
演えんじ - ジェームズ・カダー、日本語にほんご吹替 - 谷口たにぐち節たかし
炭鉱たんこうを経営けいえいする会社かいしゃの社長しゃちょう。
シェリー
演えんじ - ミシェル・モナハン、日本語にほんご吹替 - 斎藤さいとう恵理えり
ジョージーの同僚どうりょうの若わかい女性じょせい。
ハルステッド判事はんじ
演えんじ - ジョン・アイルウォード、日本語にほんご吹替 -
裁判さいばんの判事はんじ。
アーレン・パヴィッチ
演えんじ - ザンダー・バークレー、日本語にほんご吹替 - 岩崎いわさきひろし
ジョージーらの上司じょうし。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b “North Country (2005)” (英語えいご). Box Office Mojo. 2013年ねん4月がつ22日にち閲覧えつらん。

関連かんれん事項じこう[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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