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セグラがわ (エブロがわ水系すいけい)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
セグラがわ
リェイダをながれるセグラかわ
水系すいけい エブロがわ水系すいけい
延長えんちょう 265 km
平均へいきん流量りゅうりょう 100.20 m³/s
流域りゅういき面積めんせき 22,579 km²
水源すいげん ピレネー山脈さんみゃく 北緯ほくい4224ふん8びょう 東経とうけい26ふん31びょう / 北緯ほくい42.40222 東経とうけい2.10861 / 42.40222; 2.10861 (source Segre)
水源すいげん標高ひょうこう 2,400m m
河口かこう合流ごうりゅうさき エブロがわ 北緯ほくい4121ふん42びょう 東経とうけい018ふん15びょう / 北緯ほくい41.36167 東経とうけい0.30417 / 41.36167; 0.30417 (Ebro-Segre)座標ざひょう: 北緯ほくい4121ふん42びょう 東経とうけい018ふん15びょう / 北緯ほくい41.36167 東経とうけい0.30417 / 41.36167; 0.30417 (Ebro-Segre)
流域りゅういき スペインの旗 スペイン
フランスの旗 フランス
アンドラの旗 アンドラ
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セグラがわ(セグラがわ、カタルーニャ: Segre, カタルーニャ発音はつおん[ˈseɣɾə], カタルーニャ発音はつおん[ˈseɣɾe])またはセグルがわフランス語ふらんすご: Sègre)またはセグレがわスペイン: Río Segre)は、エブロがわ(エブラがわ)の支流しりゅうであり、フランスアンドラ公国こうこくスペインさんこく流域りゅういきとし、きたカタルーニャ(フランスりょうカタルーニャ)の一部いちぶ、アンドラ公国こうこくのほぼ全域ぜんいき、スペイン・カタルーニャしゅうリェイダけんだい部分ぶぶんからみずあつめる。

名称めいしょう

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古代こだいローマじん古代こだいギリシアじんにはSicorisとしてられており、アラブじんにはNahr az-Zaytūn/نهر الزيتون(オリーブのかわ)としてられていた[1]

エブロがわ水系すいけいにおけるセグラがわ流域りゅういき
ピレネー山中さんちゅうにセグラがわ形成けいせいするたに
ウルジェイ運河うんが

フランスりょう

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その水源すいげんはフランスのピレネー=オリアンタルけんにあるセグラほう北側きたがわ斜面しゃめんであり、この地点ちてんきたカタルーニャセルダーニュ・フランセーズ英語えいごばん(アルタ・サルダーニャ)ぐんふくまれる[2]サルダーニャ(セルダーニュ)渓谷けいこく沿って西にしながれ、フランスのサイヤグーズフランス語ふらんすごばんとおってからフランス国内こくないにスペインりょうとしてのこリビアはいり、ふたたびフランスりょうもどってブール=マダムながれる。

スペインりょう

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フランス=スペイン国境こっきょうえてバッシャ・サルダーニャぐんプッチサルダーながれ、ラ・セウ・ドゥルジェイまで西にしりゅうすると、そこでアンドラ公国こうこくからながれてきたバリラがわ英語えいごばん合流ごうりゅうする。アンドラ公国こうこくくに全域ぜんいきからながれてきたかわアンドラ・ラ・ベリャ合流ごうりゅうしてバリラがわとなり、アンドラ公国こうこくったあめ北東ほくとう一部いちぶのぞいてすべてがバリラかわ経由けいゆしてセグラがわあつまっている。

ラ・セウ・ドゥルジェイからはピレネー前景ぜんけいみなみながれ、カタルーニャしゅう西部せいぶ山岳さんがくながれる。渓谷けいこく沿っていくつかのダムが建設けんせつされており、ウリアナ貯水池ちょすいちやリアルブ貯水池ちょすいち形成けいせいされている。これらのダムでは水力すいりょく発電はつでんおこなっており、電力でんりょくはカタルーニャしゅう沿岸えんがん工業こうぎょう地帯ちたい送電そうでんされている[3]山岳さんがくけると南西なんせいきをえるが、本流ほんりゅうからはリェイダまちさきまでウルジェイ運河うんがスペインばん分岐ぶんきし、おおきな河川かせんがないリェイダけん東部とうぶ飲料いんりょう灌漑かんがい用水ようすい供給きょうきゅうしている。

バラゲーとリェイダのあいだで、ノゲラ・リバゴルサナがわ英語えいごばんというおおきな支流しりゅうあつめる。セグラがわはリェイダの市街地しがいちを2つに分割ぶんかつしており、リェイダはなんかの洪水こうずい直近ちょっきんは1970年代ねんだいまつ)を経験けいけんしている。リェイダのまちながれるセグラかわにはすうおおくのはしけられている。ベイきょう、フェロカリルきょう鉄道てつどうきょう)、ノウきょう新橋しんばし)、ウニバルシタきょう大学だいがくきょう)、パルディニャスきょう、プリンセプ・ダ・ビアナきょうビアナこうはし)、ルエファきょう、マリスタスきょう、オンセ・ダ・サテンブラきょう9月11にちはし)、パルディニャスきょう、リセウ・アスコラルきょうなどがかっている。エブロがわまですうキロの地点ちてん最大さいだい支流しりゅうであるシンカかわ合流ごうりゅうし、メキネンサでエブロがわ本流ほんりゅう合流ごうりゅうする[3]

主要しゅよう支流しりゅうとしてバリラがわ英語えいごばん(アンドラ公国こうこく)、ノゲラ・パリャレサがわ英語えいごばんノゲラ・リバゴルサナがわ英語えいごばんシンカかわがある。

ラ・ミトゥハナ自然しぜん公園こうえんちかくにはダムが建設けんせつされている。アルス・カンプス・アリシス自然しぜん公園こうえんはセグラがわ隣接りんせつしている。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ Nuzhatul Mushtaq”. Wikisource. 2015ねん11月11にち閲覧えつらん[リンク]
  2. ^ Géoportail”. Géoportail. 2015ねん11月11にち閲覧えつらん
  3. ^ a b 谷岡たにおか武雄たけお 1995, p. 513.

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 谷岡たにおか武雄たけお『コンサイス外国がいこく地名ちめい事典じてん 改定かいていばん三省堂さんせいどう、1995ねん 

外部がいぶリンク

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