ソニー・クラシカル

Sony Classical Records
親会社おやがいしゃ	ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国べいこく)
設立せつりつ	1927年ねん (1927)
販売元はんばいもと	ソニー・マスターワークス
ジャンル	クラシック音楽おんがく
国くに	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
公式こうしきサイト	www.sonyclassical.com

ソニー・クラシカル（Sony Classical）としても知しられる、ソニー・クラシカル・レコード（Sony Classical Records）は、1927年ねんにコロムビア・レコードの子会社こがいしゃとして設立せつりつされたコロムビア・マスターワークス・レコードを起源きげんとするアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのレコードレーベルである。

概要がいよう 

1948年ねん、商業しょうぎょう的てき成功せいこうを収おさめた最初さいしょの12インチLPレコードを発売はつばいした。以降いこう、このレーベルは数すう十じゅう年間ねんかんにわたり、アイザック・スターン、パブロ・カザルス、グレン・グールド、ユージン・オーマンディ、ヴァンゲリス、エリオット・ゴールデンサール、レナード・バーンスタイン、ジョン・ウィリアムズといったアーティストたちを擁ようしていた。

コロムビア・レコードは、マスターワークスのブランドをクラシック音楽おんがくやブロードウェイの音楽おんがくだけでなく、エドワード・R・マローとフレッド・W・フレンドリーの成功せいこうしたアルバム・シリーズ『I Can Hear It Now』など、朗読ろうどくなどのアルバムにも用もちいている。親会社おやがいしゃであるCBSも、マスターワークスの名なを消費しょうひ者しゃ向むけ電化でんか製品せいひんのブランドに用もちいている。

コロムビア・マスターワークスのレーベルは、1980年ねんにCBSマスターワークス・レコード（CBS Masterworks Records）と改称かいしょうされたが、1990年ねんにはソニーによるCBSレコードの買収ばいしゅうを受うけて、ソニー・クラシカル・レコードと改称かいしょうされ、新あらたに制定せいていされたロゴは、1954年ねんまで使用しようされていたコロムビアの「マジック・ノート（Magic Notes）」を踏ふまえたものとされた。1990年代ねんだいには、ピーター・ゲルブの強力きょうりょくなリーダーシップの下したで展開てんかいされた、マインストリームのクラシック音楽おんがくのリリースよりもクロスオーバーを強調きょうちょうするといった姿勢しせいが、論争ろんそうを呼よび、また、権利けんりを持もっている偉大いだいな録音ろくおん音源おんげんの多おおくを市場いちばに流通りゅうつうさせ続つづけることができなくなっていた。「未来みらいに戻もどる（back to the future）」方策ほうさくとして、マスターワークスの名称めいしょうは、マスターワークス・ブロードウェイを通とおして、ブロードウェイ・キャストによるアルバムのリリースに用もちいられており、また、ソニー・ミュージックエンタテインメントのクラシック音楽おんがく部門ぶもんソニー・マスターワークスにも用もちいられている。ソニー・クラシカルのレーベルは、今日きょうではソニー・マスターワークスの姉妹しまいレーベルと位置いちづけ直なおされている。

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