チャパキディック (映画えいが)

チャパキディック
Chappaquiddick
監督かんとく	ジョン・カラン
脚本きゃくほん	テイラー・アレン アンドリュー・ローガン
製作せいさく	マーク・シアーディ クリス・カウルズ キャンベル・G・マッキネス
出演しゅつえん者しゃ	ジェイソン・クラーク ケイト・マーラ エド・ヘルムズ ブルース・ダーン
音楽おんがく	ガース・スティーヴンソン
撮影さつえい	マリス・アルベルチ
編集へんしゅう	キース・フラッセ
製作せいさく会社かいしゃ	アペックス・エンターテインメント
配給はいきゅう	エンターテインメント・スタジオズ
公開こうかい	2018年ねん4月がつ6日にち 劇場げきじょう未み公開こうかい
上映じょうえい時間じかん	101分ふん
製作せいさく国こく	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご	英語えいご
興行こうぎょう収入しゅうにゅう	$14,455,101

『チャパキディック』（原題げんだい：Chappaquiddick）は2017年ねんに公開こうかいされたアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのドラマ映画えいがである。監督かんとくはジョン・カラン、主演しゅえんはジェイソン・クラークが務つとめた。

本ほん作さくは日本にっぽん国内こくないで劇場げきじょう公開こうかいされなかったが、Watchaで配信はいしんされていたことがある。

概略がいりゃく

ケネディ家かの末弟ばっていであるエドワード・ケネディ上院じょういん議員ぎいんは政治せいじ家かとして申もうし分ぶんないキャリアを歩あゆんでおり、志こころざし半なかばで倒たおれた2人ふたりの兄あに（ジョンとロバート）と同様どうよう、やがては大統領だいとうりょうを目指めざすと思おもわれていた。しかし、1969年ねん7月がつ18日にち、エドワードは飲酒いんしゅ運転うんてんのために自動車じどうしゃごと橋きょうから転落てんらくするという事故じこを起おこしてしまった。エドワードは何なにとか岸きしまでたどり着つけたが、同乗どうじょうしていたマリー・ジョー・コペクニは溺死できしした。この死亡しぼう事故じことその後ごの隠蔽いんぺい工作こうさくが原因げんいんで、エドワードは大統領だいとうりょうへの道みちを永久えいきゅうに断たたれることとなった。これが世よに言いうチャパキディック事件じけんである。本ほん作さくは何故なぜエドワードがこのような愚行ぐこうに至いたったのかを解明かいめいする作品さくひんである。

キャスト

• ジェイソン・クラーク - エドワード・ケネディ
• ケイト・マーラ - マリー・ジョー・コペクニ
• エド・ヘルムズ - ジョー・ガーガン
• ブルース・ダーン - ジョセフ・P・ケネディ
• ジム・ガフィガン - ポール・F・マーカム
• テイラー・ニコルズ - セオドア・C・ソレンセン
• クランシー・ブラウン - ロバート・マクナマラ
• レキシー・ロス - ナンス・リヨンズ
• ジョン・フィオーレ - アリーナの責任せきにん者しゃ
• アンドリア・ブラックマン - ジョーン・ベネット・ケネディ
• タマラ・ヒッキー - マリリン・リチャーズ
• アリソン・ワクトラー - リズ・トロッタ
• ヴィクター・ウォーレン - スティーブン・エドワード・スミス
• ドナルド・ワトソン - ワット医師いし
• マシュー・ローラー - ダン・ギフォード
• アンジェラ・ホープ・スミス - メアリレン・リヨンズ
• デヴィッド・デ・ベック - サージェント・シュライヴァー
• オリヴィア・サールビー - レイチェル・シフ

製作せいさく

2015年ねん12月14日にち、サム・テイラー＝ジョンソンが本ほん作さくの監督かんとくに起用きようされたと報ほうじられた。2016年ねん4月がつ25日にち、降板こうばんしたテイラー＝ジョンソンの代かわりにジョン・カランが起用きようされ、主役しゅやくにはジェイソン・クラークがキャスティングされたとの報道ほうどうがあった。7月7日にち、ケイト・マーラとエド・ヘルムズの出演しゅつえんが決きまった。20日はつか、ブルース・ダーンが本ほん作さくに出演しゅつえんすることになったと報ほうじられた。8月31日にち、ジム・ガフィガンとオリヴィア・サールビーがキャスト入いりした。9月7日にち、本ほん作さくの主要しゅよう撮影さつえいが始はじまった。

公開こうかい・興行こうぎょう収入しゅうにゅう

2017年ねん9月がつ8日にち、エンターテインメント・スタジオズが本ほん作さくの全米ぜんべい配給はいきゅう権けんを400万まんドルで購入こうにゅうしたと発表はっぴょうした。10日とおか、本ほん作さくはガラ・プレゼンテーションに出品しゅっぴんされていた第だい42回かいトロント国際こくさい映画えいが祭さいでプレミアを迎むかえた。当初とうしょ、本ほん作さくは2017年ねん12月8日にちに全米ぜんべい公開こうかいされる予定よていだったが、後のちに公開こうかい日びは2018年ねん4月がつ6日にちに延期えんきされた。なお、エンターテインメント・スタジオズは本ほん作さくの広告こうこく費ひに1600万まんドルを投とうじたと報ほうじられている。

本ほん作さくは『クワイエット・プレイス』や『ブロッカーズ』、『The Miracle Season』と同おなじ週しゅうに封切ふうぎられ、公開こうかい初はつ週末しゅうまつに200万まんドルから400万まんドルを稼かせぎ出だすと予想よそうされていたが、実際じっさいの数字すうじはそれを上回うわまわるものであった。2018年ねん4月がつ6日にち、本ほん作さくは全米ぜんべい1560館かんで公開こうかいされ、公開こうかい初はつ週末しゅうまつに576万まんドルを稼かせぎ出だし、週末しゅうまつ興行こうぎょう収入しゅうにゅうランキング初はつ登場とうじょう7位いとなった。

評価ひょうか

本ほん作さくは批評ひひょう家かから好意こうい的てきに評価ひょうかされている。映画えいが批評ひひょう集積しゅうせきサイトのRotten Tomatoesには72件けんのレビューがあり、批評ひひょう家か支持しじ率りつは80%、平均へいきん点てんは10点てん満点まんてんで7.1点てんとなっている。サイト側がわによる批評ひひょう家かの見解けんかいの要約ようやくは「『チャパキディック』は事件じけんの最もっとも興味深きょうみぶかい謎なぞを放置ほうちせざるを得えなかったが、主役しゅやくのジェイソン・クラークの卓越たくえつした演技えんぎのお陰かげで上質じょうしつな作品さくひんになっている」となっている。また、Metacriticには28件けんのレビューがあり、加重かじゅう平均へいきん値ちは67/100となっている。なお、本ほん作さくのCinemaScoreはBとなっている。

外部がいぶリンク

• 英語えいご版ばん公式こうしきサイト
• Chappaquiddick - IMDb（英語えいご）
• Chappaquiddick - Box Office Mojo（英語えいご）
• Chappaquiddick - Rotten Tomatoes（英語えいご）