食品しょくひん消費しょうひ個人こじん責任せきにん法ほう

食品しょくひん消費しょうひ個人こじん責任せきにん法ほう（しょくひんしょうひこじんせきにんほう、英えい: the personal responsibility in food consumption act）とは、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの法案ほうあん。

概要がいよう

消費しょうひ者しゃが“高こうカロリー食品しょくひんの摂取せっしゅが肥満ひまんの原因げんいんになった”という理由りゆうで外食がいしょく・食品しょくひん産業さんぎょうを提訴ていそすることを禁きんじるものである。通称つうしょうチーズバーガー法ほう（英えい: cheeseburger bill）。

共和党きょうわとうのリック・ケリー下院かいん議員ぎいん（フロリダ州しゅう）らが提出ていしゅつした同どう法案ほうあんは、2004年ねん3月がつ10日とおか、賛成さんせい276、反対はんたい139で米こめ下院かいんで可決かけつされたが、上院じょういんでは採決さいけつに至いたらなかった。

2005年ねん、ケリー議員ぎいんらは再ふたたび同どう法案ほうあんを提出ていしゅつし、賛成さんせい306、反対はんたい120で下院かいんで可決かけつされたものの、再ふたたび上院じょういんでは採決さいけつに至いたらなかったため、2007年ねん10月がつ現在げんざいこの法案ほうあんは成立せいりつしていない。

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくでは、全ぜん人口じんこうの64％にあたる1億おく3000万まん人にんがなんらかの形かたちで肥満ひまんに悩なやまされており、高こうカロリーのファーストフード（ジャンクフード）好すきな子供こどもも含ふくめ全ぜん世代せだいにわたり深刻しんこくな健康けんこう問題もんだいとなっている。

アメリカ疾病しっぺい予防よぼう管理かんりセンターの研究けんきゅうでは、2005年ねんにはアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくで死しを引ひき起おこす直接ちょくせつ要因よういんとして肥満ひまんが喫煙きつえんを抜ぬいて1位いになると予測よそくしている。

関連かんれん項目こうもく

• ファーストフード
• ジャンクフード
• 肥満ひまん