トライベッカ映画えいが祭さい

トライベッカ映画えいが祭さい（トライベッカえいがさい、Tribeca Film Festival）は、毎年まいとし春はるにニューヨーク市しマンハッタンのトライベッカで開催かいさいされる映画えいが祭さい。サンダンス映画えいが祭さい、サウス・バイ・サウスウエストと並ならびアメリカ最大さいだいの映画えいが祭さいの一ひとつ。

概要がいよう

2001年ねん9月がつ11日にちに発生はっせいしたアメリカ同時どうじ多発たはつテロ事件じけん以降いこう、ニューヨークの復興ふっこうを願ねがって2002年ねんにロバート・デ・ニーロ、ジェーン・ローゼンタール、クレイグ・ハトコフによって始はじめられた。

インディペンデント映画えいがを幅広はばひろい観客かんきゃくに届とどけることを理念りねんに掲かかげており、アメリカの映画えいが祭さいの中なかでも特とくに国際こくさい色しょく豊ゆたかな映画えいが祭さいとして知しられている。新人しんじん監督かんとくやインディペンデント監督かんとくの作品さくひんを積極せっきょく的てきに選出せんしゅつし、製作せいさく資金しきんのサポートや企画きかく開発かいはつのプログラムも行おこなっている。

主要しゅよう部門ぶもんには、ナラティブ・コンペティション部門ぶもんと、ドキュメンタリー・コンペティション部門ぶもんがある。2016年ねん以降いこう、ナラティブ部門ぶもんは、アメリカ映画えいがで構成こうせいされるUS・ナラティブ・コンペティション部門ぶもんと、国際こくさい映画えいがで構成こうせいされるインターナショナル・ナラティブ・コンペティション部門ぶもんの二ふたつに分わけられる。

その他た、注目ちゅうもく作さくを集あつめたスポットライト部門ぶもん、新人しんじん監督かんとく作品さくひんを紹介しょうかいするビューポイント部門ぶもん、ジャンル映画えいがのミッドナイト部門ぶもん、短編たんぺん映画えいが部門ぶもん等とうがある。

映画えいが祭さい期間きかん中ちゅうにはトークイベントや、ライブ等とうの様々さまざまなイベントが行おこなわれ、映画えいが以外いがいにもテレビ番組ばんぐみやVR作品さくひん、ウェブメディア作品さくひんなどの幅広はばひろい分野ぶんやの上映じょうえい、展示てんじを設もうけ、垣根かきねを超こえた様々さまざまな作品さくひんを発表はっぴょうする場所ばしょとなっている。映画えいが祭さいは毎年まいとし300万まん人にん以上いじょうが来場らいじょうし、経済けいざい効果こうかは6億おくドルと推定すいていされている。

受賞じゅしょう

ベスト・US・ナラティブ賞しょう（最優秀さいゆうしゅう作品さくひん賞しょう - US・ナラティブ部門ぶもん）

• 2019 - Burning Cane, ウェンデル・ピアース監督かんとく
• 2018 - Diane, ケント・ジョーンズ監督かんとく
• 2017 - キープ・ザ・チェンジ, レイチェル・イスラエル監督かんとく
• 2016 - Dean, デミトリ・マーティン監督かんとく

ベスト・インターナショナル・ナラティブ賞しょう（最優秀さいゆうしゅう作品さくひん賞しょう - インターナショナル・ナラティブ部門ぶもん）

• 2019 - House of Hummingbird, ボラ・キム監督かんとく
• 2018 - Smuggling Hendrix, マリオス・ピパリデス監督かんとく
• 2017 - Son of Sofia (O Gios tis Sofias), エリーナ・シコー監督かんとく
• 2016 - Junction 48, ウディ・アロニ監督かんとく

ベスト・ナラティブ賞しょう（最優秀さいゆうしゅう作品さくひん賞しょう）

• 2015 - 好すきにならずにいられない, ダーグル・カウリ監督かんとく
• 2014 – Zero Motivation, タリヤ・ラヴィエ監督かんとく
• 2013 – The Rocket, キム・モーダント監督かんとく
• 2012 – 魔女まじょと呼よばれた少女しょうじょ, キム・グエン監督かんとく
• 2011 – She Monkeys, リサ・アション監督かんとく
• 2010 – When We Leave, フェオ・アラダグ監督かんとく
• 2009 – 彼女かのじょが消きえた浜辺はまべ, アスガル・ファルハーディー監督かんとく
• 2008 – ぼくのエリ 200歳さいの少女しょうじょ, トーマス・アルフレッドソン監督かんとく
• 2007 – My Father My Lord, デヴィッド・ヴォラック
• 2006 – ステイト・オブ・ウォー, トリスタン・バウアー監督かんとく
• 2005 – Stolen Life(生死せいし劫こう), リー・シャオホン監督かんとく
• 2004 – Green Hat, リウ・フェントウ監督かんとく
• 2003 – Blind Shaft, リー・ヤン監督かんとく
• 2002 – Roger Dodger, ディラン・キッド監督かんとく

ベスト・ナラティブ新人しんじん監督かんとく賞しょう（最優秀さいゆうしゅう新人しんじん監督かんとく賞しょう）

• 2019 - エドガー・ニト (The Gasoline Thieves)
• 2018 - ショーン・スナイダー (トゥー・ダスト 土どに還かえる）
• 2017 - レイチェル・イスラエル (キープ・ザ・チェンジ)
• 2015 - ザカリー・トレイツ (Men Go to Battle)
• 2014 – ジョセフ・ラディーカ (Manos Sucias)
• 2013 – エマヌエル・ホス=デマレ (Whitewash)
• 2012 – ルーシー・マロイ (Una Noche)
• 2011 – パク・ジョンボム (ムサン日記にっき　白しろい犬いぬ)
• 2010 – キム・シャピロン (Dog Pound)
• 2009 – ルネ・デンスタッド・ラングロ (North)
• 2008 – フセイン・カラベイ (My Marlon and Brando)
• 2007 – エンリケ・ベグネ (Two Embraces)
• 2006 – マーワン・ハメド (The Yacoubian Buildin)
• 2005 – アリシア・シャーソン (Play')
• 2004 – リウ・フェントウ (Green Hat)
• 2003 – ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ (ラクダと針はりの穴あな)
• 2002 – エリック・イアーソン (Manito)

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト（英語えいご）