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ドラッグ・アンド・ドロップ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
KDEデスクトップ環境かんきょうにおけるドラッグ・アンド・ドロップ

ドラッグ・アンド・ドロップ (英語えいご: drag-and-drop; 「ひきずって、手放てばなす」の) とは、画面がめんじょう仮想かそうてき物体ぶったい移動いどうするためのグラフィカルユーザインタフェースうえ操作そうさひとつである。ふたつの物体ぶったい関連かんれんさせた様々さまざま動作どうさおこなうために使つかわれる。

ドラッグ・アンド・ドロップは、1982ねん初頭しょとうスティーブ・キャップスMacintoshFinder最初さいしょ実装じっそうした[1][2]

ドラッグ・アンド・ドロップはOS/2ワークプレース・シェル (WPS) においてひろ使用しようされた。WPSでは、ドラッグ・アンド・ドロップのためにみぎボタンを使用しようし、ひだりボタンは選択せんたくやクリックのためだけに使つかわれていた。

操作そうさ[編集へんしゅう]

ドラッグ・アンド・ドロップの操作そうさは、基本きほんてきつぎのようにおこなう。

  1. 対象たいしょうとなる物体ぶったいじょうポインタ矢印やじるし)をわせた状態じょうたいマウス(またはポインティングデバイス)のボタンをし、そのままはなさない。
  2. ボタンをしたまま、ポインタを移動いどうさき場所ばしょまでうごかす(ドラッグ)。
  3. 目的もくてき場所ばしょでボタンをはなす(ドロップ)。

れい[編集へんしゅう]

たとえば、つぎのような場面ばめんでドラッグ・アンド・ドロップが使つかわれる。

  • ファイルを、アプリケーションアイコンウィンドウわたす。
  • ファイルを、べつのフォルダに移動いどうまたはコピーする。
  • ウィンドウをマウスでうごかし、レイアウトを変更へんこうする。
  • 文書ぶんしょ編集へんしゅうにおいて、テキストをある場所ばしょから場所ばしょ移動いどうする。
  • 文字もじれつのある範囲はんい反転はんてん表示ひょうじする[3]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Disk Swapper's Elbow - Author: Steve Capps - Date: January 1984 Folklore.org
  2. ^ The Grand Unified Model (2) - The Finder - Author: Bruce Horn - Date: January 1983 Folklore.org
  3. ^ 通常つうじょうたんにドラッグとぶが、おこなっている操作そうさはドラッグ・アンド・ドロップである。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]