ニーセーシ

ニーセーシ（「ニーセイシ」「二に十じゅう四よん歩ほ」とも表記ひょうきされる）は空手からての型かたの一ひとつ。

首くび里さと手しゅ系けいの松濤しょうとう館かん流りゅう、和道かずみち流りゅう、糸いと東ひがし流りゅうなどに伝つたわる。また劉りゅう衛まもる流りゅうなどの一部いちぶの那覇なは手しゅ系けいなどにも伝つたわるが、同おなじ那覇なは手しゅ系けいの剛つよし柔やわら流りゅうには伝承でんしょうが無ない。

全日本ぜんにほん空手からて道どう連盟れんめいにおいては和道かずみち流りゅうのニーセーシが第だい二に指定してい形がたとなっている。

以下いかには和道かずみち流りゅうのニーセーシを例れいとして特徴とくちょう的てきな動作どうさを記しるす。

1. 右手みぎての指先ゆびさきを背せ刀がたな廻まわし打うちの要領ようりょうで相手あいての目めを切きった後のち、足あしを掬すくい、相手あいての膝ひざ関節かんせつを逆ぎゃくに極きわめながら両手りょうてで金的きんてき突とっき
2. 相手あいての腕うでを掴つかみ、引ひき寄よせながら膝ひざへの足あし刀がたなによる下段げだん関節かんせつ蹴けり
3. 後うしろからの相手あいてに対たいしての振ふり返がえり様さまの両手りょうて突とっき