ビッグシティ・ヴィークル (Big City Vehicles )は、東京 とうきょう ディズニーシー にあるアトラクション の一 ひと つ。
ビッグシティ・ヴィークル Big City Vehicles
オープン日 び
2001年 ねん 9月 がつ 4日 にち (東京 とうきょう ディズニーシーと同時 どうじ にオープン)
スポンサー
なし
所要 しょよう 時間 じかん
約 やく 6分 ふん 〜約 やく 12分 ふん (走行 そうこう ルート、混雑 こんざつ 具合 ぐあい により異 こと なる)
定員 ていいん
8名 めい 〜9名 めい (車 くるま の種類 しゅるい により異 こと なる)
利用 りよう 制限 せいげん
なし
ファストパス
対象 たいしょう 外 がい
シングルライダー
対象 たいしょう 外 がい
このアトラクションは、アメリカンウォーターフロント の各所 かくしょ にある停留所 ていりゅうじょ を結 むす ぶアトラクションである。ライドは20世紀 せいき 初頭 しょとう 当時 とうじ の自動車 じどうしゃ の形 かたち をしたものが多 おお く、様々 さまざま な形 かたち の自動車 じどうしゃ が存在 そんざい する[1] 。以前 いぜん は2点 てん を結 むす ぶルートが存在 そんざい し移動 いどう 手段 しゅだん として利用 りよう することもできた[2] 。
乗 の り場 ば は4ヶ所 かしょ (「ニューヨーク・デリ 」前 まえ 、「マクダックス・デパートメントストア 」前 まえ 、ホレイショースクエア のスクリュー前 まえ 、「アーント・ペグズ・ヴィレッジストア 」前 まえ )あったが、2021年 ねん 5月 がつ 現在 げんざい 、乗 の り場 ば はホレイショースクエアのスクリュー前 まえ のみである[3] 。
2006年 ねん 9月3日 にち をもって、2001年 ねん の東京 とうきょう ディズニーシーオープン以来 いらい このアトラクションのスポンサーになっていた日産自動車 にっさんじどうしゃ が「スポンサー代 だい に見合 みあ う成果 せいか が出 で ない」を理由 りゆう にスプラッシュ・マウンテン (東京 とうきょう ディズニーランド )とともにスポンサーを撤退 てったい した。
乗 の り場 ば は、時期 じき や時間 じかん 帯 たい によって変更 へんこう されることもある。
現在 げんざい 運行 うんこう しているコース[ 編集 へんしゅう ]
ニューヨーク周遊 しゅうゆう [ 編集 へんしゅう ]
ニューヨーク周遊 しゅうゆう コース。ケープコッドエリアまでは行 い かず、ニューヨークエリアのみを周遊 しゅうゆう する。一周 いっしゅう してまた戻 もど ってくる路線 ろせん なので移動 いどう 手段 しゅだん としては利用 りよう できない。
過去 かこ に運行 うんこう していたコース[ 編集 へんしゅう ]
ニューヨーク⇔ケープコッド [ 編集 へんしゅう ]
ニューヨークエリアとケープコッドエリアを結 むす ぶ片道 かたみち 運行 うんこう のコース。「ニューヨーク・デリ」前 まえ から出発 しゅっぱつ し、「アーント・ペグズ・ヴィレッジストア」前 まえ の停留所 ていりゅうじょ へ向 む かう。その逆 ぎゃく のコースもある。片道 かたみち 運行 うんこう なので乗車 じょうしゃ したまま往復 おうふく はできないため、出発 しゅっぱつ した場所 ばしょ へ戻 もど る際 さい は一度 いちど 降 お りてから再度 さいど 停留所 ていりゅうじょ から乗車 じょうしゃ する[1] 。
ドックサイドステージ 前 まえ で途中 とちゅう 下車 げしゃ する試験 しけん 運行 うんこう を行 おこな っていた時期 じき もあるが、現在 げんざい は途中 とちゅう 下車 げしゃ はできなくなっている。
ポンテ・ヴェッキオを経由 けいゆ するコースで運行 うんこう していることもある。
2012年 ねん 頃 ごろ よりケープコッドへのルートは事実 じじつ 上 じょう 運休 うんきゅう していたが、2014年 ねん 9月 がつ よりパークで配布 はいふ するガイドマップからケープコッドの停留所 ていりゅうじょ がなくなり、事実 じじつ 上 じょう の廃止 はいし となっている。なお、停留所 ていりゅうじょ そのものは2016年 ねん 2月 がつ 現在 げんざい も残 のこ っている。
アメリカンウォーターフロント周遊 しゅうゆう コース [ 編集 へんしゅう ]
アメリカンウォーターフロント周遊 しゅうゆう コース。ニューヨークエリアから出発 しゅっぱつ し、ケープコッドエリアへ行 い き、ポートディスカバリー の一部 いちぶ を経由 けいゆ し、ポンテ・ヴェッキオを渡 わた って、またニューヨークエリアへ戻 もど ってくるコース。3コース中 ちゅう 一番 いちばん 乗車 じょうしゃ 時間 じかん が長 なが い。このコースもニューヨーク周遊 しゅうゆう コースと同 おな じく一周 いっしゅう する路線 ろせん のため、移動 いどう 手段 しゅだん としては利用 りよう できない。
現在 げんざい は運行 うんこう されていない。
使用 しよう される車体 しゃたい [ 編集 へんしゅう ]
タウンカーは、ダークグリーン色 しょく をしたハートレイ・ウルフ社 しゃ 製 せい のオープンカー、ゴールド色 しょく をしたランブルスコ社 しゃ 製 せい のオープンカーの2種類 しゅるい がある。
全体 ぜんたい がダークグリーンのシックな車 くるま 。20世紀 せいき 初頭 しょとう に登場 とうじょう したアメリカ風 ふう のゴージャスなツーリングカーがモデル。車体 しゃたい には「NEW CENTURY AUTOMOBILE EXCURSIONS(新 しん 世紀 せいき 自動車 じどうしゃ 遊覧 ゆうらん 旅行 りょこう )」と書 か かれたステッカーが貼 は られている[1] 。テールランプ には上 うえ に小 ちい さな突起 とっき があるが、これはまだ、ライトが電気 でんき ではなく蝋燭 ろうそく やガス を使用 しよう していた際 さい に、蝋燭 ろうそく などから出 で る煙 けむり を逃 に がすチムニートップ(煙突 えんとつ 笠 かさ )があったが、その名残 なごり だと思 おも われる。ナンバープレートには『-22611』と書 か かれている。
ハートレイ・ウルフのものと比 くら べ、車体 しゃたい が流 ながれ 線 せん を描 えが いている。また、クラクション の音 おと が微妙 びみょう に異 こと なる。ナンバープレートには『R5182』と書 か かれている。
容疑 ようぎ 者 しゃ の逮捕 たいほ や囚人 しゅうじん の護送 ごそう 用 よう として使 つか われた警察 けいさつ 車輛 しゃりょう をイメージした作 つく り。警察 けいさつ の車 くるま らしく座席 ざせき のまわりには鉄格子 てつごうし がはめられている。全体 ぜんたい は青色 あおいろ となっており、側面 そくめん には「POLICE DEPARTMENT」と書 か かれているほか、車内 しゃない には「BAIL BONDS」と書 か かれた保釈 ほしゃく 金 きん 保証 ほしょう 会社 かいしゃ のポスターが貼 は られている[1] 。また、「ポリスワゴン」という名前 なまえ は通称 つうしょう で、正式 せいしき には「マーティー・ブルドッグ」という(フロント部分 ぶぶん に書 か かれている)。他 た の車 くるま と同 おな じようにクラクションはあるが、通常 つうじょう はハンドルの隣 となり にあるサイレンを鳴 な らすバーでサイレンを鳴 な らす。ナンバープレートには『NY 7123』と書 か かれている。
モチーフになったのは20世紀 せいき 当時 とうじ アメリカで走 はし っていた「ジットニーヴィークル」という区間 くかん バス [要 よう 出典 しゅってん ] 。車体 しゃたい は緑色 みどりいろ で、屋根 やね は黒色 こくしょく 。フロントのグリルには「HUMBERT(ハンバート)」および「GOTHAM TOURS(ゴッサム・ツアー)」と書 か かれているが、これはこのバスを保有 ほゆう している(架空 かくう の)ツアー会社 かいしゃ であるハンバートツアー社 しゃ が企画 きかく するゴッサム・ツアーという設定 せってい である。また、このバスはニューヨーク ツアーの観光 かんこう 用 よう バスのため、車体 しゃたい にはニューヨークの観光 かんこう 名所 めいしょ が描 えが かれている(特 とく に車体 しゃたい の後 うし ろに集中 しゅうちゅう しており、自由 じゆう の女神 めがみ やブロンクス などの名所 めいしょ が描 えが かれている)[1] 。ナンバープレートには『353-485』と書 か かれている。
この車 くるま はステークベッドトラックという、積 つ み荷 に を木 き で安定 あんてい させる構造 こうぞう になっているトラックがモチーフになっている。そのため、座席 ざせき は、積 つ み荷 に を乗 の せるための大 おお きな荷台 にだい をイメージして作 つく られている。このトラックを所有 しょゆう しているのはコモドール・アイス・カンパニー社 しゃ という架空 かくう の製氷 せいひょう 会社 かいしゃ 。氷 こおり を運 はこ ぶのがメインだったようで、車体 しゃたい には「100% PURE HARLEM RIVER WATER」(100%純粋 じゅんすい なハーレムリバー(実在 じつざい )の水 みず )と書 か かれたステッカーも貼 は られている。また、運転 うんてん 席 せき の上 うえ には「ICE」と書 か かれた板 いた もつけられている[1] 。トラックの正式 せいしき な名前 なまえ は「クラカウアー」。フロント部分 ぶぶん に名前 なまえ が書 か かれている。ナンバープレートには『K 49914』と書 か かれている。
その名 な の通 とお り、従業 じゅうぎょう 員 いん を輸送 ゆそう するための車 くるま がモチーフになっている。アメリカで最初 さいしょ に造 つく られた車 くるま がモデル。車体 しゃたい は紅色 こうしょく でタイヤと屋根 やね は緑色 みどりいろ になっている。車体 しゃたい の側面 そくめん には「CREW TRANSPORT」とかかれており、その横 よこ には小 ちい さな箱 はこ が設置 せっち されている[1] 。この箱 はこ は、当時 とうじ の車 くるま はまだ故障 こしょう が多 おお く、ほとんどの故障 こしょう は自分 じぶん で直 なお さなければならないため、その修理 しゅうり 道具 どうぐ を入 い れておいた箱 はこ である。また、フロント部分 ぶぶん にはエンジン始動 しどう ハンドルがつけられている。昔 むかし の車 くるま はこのハンドルを回転 かいてん させてエンジンを始動 しどう させていた。
稼働 かどう した当初 とうしょ は、車体 しゃたい にポートディスカバリーのマークが描 えが かれていた。
当時 とうじ の消防車 しょうぼうしゃ を再現 さいげん した車 くるま 。そのため、消防車 しょうぼうしゃ らしく全体 ぜんたい が真 ま っ赤 か に塗 ぬ られている。また、後部 こうぶ にベルがあったり、側面 そくめん に緊急 きんきゅう 時 じ のオノがあったりと、数々 かずかず の消化 しょうか 道具 どうぐ が装備 そうび されている。そのほかに、他 た の車 くるま に無 な い点 てん として、運転 うんてん 席 せき 前 まえ にサーチライト がある。もともとこの車 くるま は東京 とうきょう ディズニーランド で「ファイアーエンジン 」として運行 うんこう されてきたが、その後 ご このアトラクションに移動 いどう 。
2008年 ねん 4月 がつ に廃車 はいしゃ となっている。
2006年 ねん 6月 がつ に導入 どうにゅう された新型 しんがた 車両 しゃりょう 。テスラ社 しゃ 製 せい 。テスラ社 しゃ は架空 かくう のメーカーであるが、ニコラ・テスラ の名前 なまえ から採 と られたものと思 おも われる。
車体 しゃたい の横 よこ の四 よん 箇所 かしょ にコイルを模 も した飾 かざ り付 づ けがされているが、電動 でんどう 自動車 じどうしゃ というわけではない。ただし設定 せってい 上 じょう は屋根 やね の避雷針 ひらいしん から雷 かみなり の電気 でんき を集 あつ めて走 はし る電気 でんき 自動車 じどうしゃ となっている。ナンバープレートには『HJK-705』と書 か かれている。
2008年 ねん 4月 がつ より、ファイアーエンジンに代 か わって導入 どうにゅう された。
白 しろ と赤 あか の車体 しゃたい 。車体 しゃたい 前方 ぜんぽう の両 りょう 脇 わき についている木 き のチップのようなものが入 はい っている容器 ようき が特徴 とくちょう 。
この木 き のチップからエタノール を精製 せいせい し、それを燃料 ねんりょう に走 はし っている(という設定 せってい 。実際 じっさい にエタノールエンジンというわけではない)。