ピュハ湖こ

ピュハ湖こ Pyhäjärvi
ピューニッキ・タワーより望のぞむピュハ湖こ
ピュハ湖こ ピュハ湖こ ピュハ湖この位置いち
位置いち	フィンランド ピルカンマー県けん
座標ざひょう	北緯ほくい61度ど29分ふん 東経とうけい023度ど40分ふん
主おもな流入りゅうにゅう	タンメルコスキ川がわ ヴァナヤヴェシ湖こ
主おもな流出りゅうしゅつ	ノキアンヴィルタ川がわ
国くに	フィンランド
面積めんせき	121.61 km2 (46.95 sq mi)
最大さいだい水深すいしん	46 m (151 ft)
水面すいめん標高ひょうこう	77.2 m (253 ft)
島しま	ヴィーキンサーリ島とう
主おもな沿岸えんがん自治体じちたい	タンペレ、ノキア、レンパーラ
脚注きゃくちゅう

ピュハ湖こ（フィンランド語ご: Pyhäjärvi）はフィンランド南部なんぶの湖みずうみ。ピルカンマー県けんに位置いちする。名前なまえは、現代げんだいのフィンランド語ごで「聖せいなる湖みずうみ」を意味いみする。元々もともとは、「境界きょうかいの湖みずうみ」を意味いみしていたものと推定すいていされている。ラテン文字もじのCの形かたちとも表現ひょうげんされるように、西側にしがわに湾曲わんきょくした弧この形状けいじょうをしており、湖みずうみの北東ほくとう岸がんにはタンペレ、北西ほくせい岸がんにノキアが位置いちしている。また、南端なんたんにはレンパーラが所在しょざいする。

ネシ湖こに端はしを発はっし、タンペレの町中まちなかを通とおるタンメルコスキ川がわが北側きたがわから流入りゅうにゅうし、更さらにヴァナヤヴェシ湖この水みずが南側みなみがわから流入りゅうにゅうしている。そして、ノキア近郊きんこうのノキアンヴィルタ川がわから西にしに向むかって流出りゅうしゅつしている。タンメルコスキ川がわが原因げんいんで、北側きたがわに存在そんざいするネシ湖こと比較ひかくして、ピュハ湖この水みずは暖あたたかく、富とみ栄養えいよう化かが進すすんでいる。そのため、多様たような生態せいたい系けいが構築こうちくされているが、一方いっぽうで水みずの汚染おせんが進すすんでいる。

湖面こめんの標高ひょうこうは77mであるため、上流じょうりゅうのネシ湖ことは18mの標高ひょうこう差さがある。面積めんせきは121.61平方へいほうキロメートル、最大さいだい水深すいしんは46m。湖みずうみ内ないには多数たすうの島嶼とうしょがある。

なお、フィンランド国内こくないや過去かこにフィンランド領りょうだった地域ちいきには、同名どうめいの湖みずうみが複数ふくすう存在そんざいする。