ファドリケ・アルバレス・デ・トレド

ファドリケ・アルバレス・デ・トレド Fadrique Álvarez de Toledo
初代しょだいウエスカル公こう 第だい4代だいアルバ公こう
在位ざいい	初代しょだいウエスカル公こう：1563年ねん – 1583年ねん 第だい4代だいアルバ公こう：1582年ねん – 1583年ねん
出生しゅっしょう	(1537-11-21) 1537年ねん11月21日にち ポルトガル王国おうこく、リスボン
死去しきょ	(1583-12-11) 1583年ねん12月11日にち（46歳さい没ぼつ） ポルトガル王国おうこく、リスボン
配偶はいぐう者しゃ	ギオマール・デ・アラゴン
	マリア・アルバレス・デ・トレド・オソリオ
子女しじょ	フェルナンド
父親ちちおや	第だい3代だいアルバ公こうフェルナンド
母親ははおや	マリア・エンリケス・デ・トレド・イ・クズマン

ファドリケ・アルバレス・デ・トレド（Fadrique Álvarez de Toledo, 1537年ねん11月21日にち - 1583年ねん12月11日にち）は、スペイン貴族きぞく、第だい4代だいアルバ公こう。八はち十じゅう年ねん戦争せんそう時どきのスペイン軍ぐん司令しれい官かん。

生涯しょうがい

第だい3代だいアルバ公こうフェルナンド・アルバレス・デ・トレドの次男じなんとして、リスボンで生うまれた。初代しょだいウエスカル公こう、コリア侯こう、カラトラバ騎士きし団だんの司令しれい官職かんしょくでもあった。

彼かれは、スペイン領りょうネーデルラントにおける、最もっとも血ちなまぐさい時期じきのスペイン軍ぐんを率ひきいた。ハールレム包囲ほういと同様どうように、メヘレン、ズトフェン（現在げんざいのオランダ・ヘルダーラント州しゅう）、ナールデン（オランダ・北きたホラント州しゅう）において起おこった殺戮さつりくの司令しれい官かんだった。

彼かれの指揮しきした軍ぐんはアルクマール包囲ほういに失敗しっぱいし、退却たいきゃくを余儀よぎなくされた。彼かれの父ちちフェルナンドは、退却たいきゃくを認可にんかしなかった。フェルナンドは、息子むすこの評判ひょうばんがスペイン王おうフェリペ2世せいに伝つたわり不興ふきょうを被こうむることを何なにより恐おそれた。

1573年ねん以降いこう、ファドリケは健康けんこうを急激きゅうげきに害がいした。1583年ねんに死去しきょし、甥おいのアントニオが公おおやけ位いを継承けいしょうした。

先代せんだい －

ウエスカル公こう 1563年ねん – 1583年ねん

次代じだい アントニオ

先代せんだい ファドリケ

アルバ公こう 1582年ねん – 1583年ねん

次代じだい アントニオ