ベイリー・ウィリス

Bailey Willis

ベイリー・ウィリス（Bailey Willis、1857年ねん3月31日にち - 1949年ねん2月がつ19日にち）はアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの技術ぎじゅつ者しゃ、地球ちきゅう科学かがく者しゃ。アメリカ地質調査所ちしつちょうさしょなどで働はたらいた後のちに、スタンフォード大学だいがくの教授きょうじゅを務つとめた。レーニア山さんが1899年ねんに国立こくりつ公園こうえんに指定していされるのに重要じゅうような役割やくわりを果はたした。晩年ばんねんは地震じしん学がくを研究けんきゅうし、その時代じだいの地震じしん学がくの権威けんいとなった。

人物じんぶつ

ニューヨーク州しゅうのIdle Wild-on-Hudsonに生うまれた。父親ちちおやは詩人しじん、作家さっかのナサニエル・ウィリスである。鉱山こうざん学がくと土木どぼく工学こうがくを学まなんだ後のち、1881年ねんから1884年ねんまで、ノーザン・パシフィック鉄道てつどうで地質ちしつ調査ちょうさを行おこなった。1884年ねんから1915年ねんの間あいだはアメリカ地質調査所ちしつちょうさしょで働はたらき、アパラチアの地質ちしつ研究けんきゅうの部門ぶもんの長ちょうに任命にんめいされた。1893年ねんに著書ちょしょ"The Mechanics of Appalachian Structure"を発表はっぴょうした。1895年ねんからジョンズ・ホプキンス大学だいがくで地質ちしつ学がくを教おしえ、1910年ねんから1914年ねんの間あいだはアルゼンチン政府せいふの顧問こもんを務つとめた。1920年代ねんだいには、地震じしん災害さいがいを防止ぼうしするキャンペーンを行おこない建築けんちくの安全あんぜん性せいを高たかめる研究けんきゅうを行おこなった。アメリカ地質調査所ちしつちょうさしょを退職たいしょくした後のちスタンフォすたんふぉード大どだい学がくの地質ちしつ学がく教授きょうじゅと学部がくぶ長ちょうに任にんじられ1922年ねんまで働はたらいた。1920年ねんに全米ぜんべい科学かがくアカデミーの会員かいいんに選えらばれ、1921年ねんから1926年ねんの間あいだはアメリカ地震じしん学会がっかいの会長かいちょうを務つとめた。1944年ねんにアメリカ地質ちしつ学会がっかいからペンローズ・メダルを受賞じゅしょうした。