マンダレイ

マンダレイ
Manderlay
監督かんとく	ラース・フォン・トリアー
脚本きゃくほん	ラース・フォン・トリアー
製作せいさく	ヴィベク・ウィンドレフ
製作せいさく総そう指揮しき	ペーター・アールベーク・イェンセン レネ・ボーグルム
出演しゅつえん者しゃ	ブライス・ダラス・ハワード ウィレム・デフォー
音楽おんがく	ヨアキム・ホルベック
撮影さつえい	アンソニー・ドッド・マントル
編集へんしゅう	モリー・マリーヌ・ステンスゴード
製作せいさく会社かいしゃ	ゼントロパ
配給はいきゅう	ギャガ
公開こうかい	2005年ねん6月がつ3日にち 2006年ねん3月がつ11日にち
上映じょうえい時間じかん	139分ふん
製作せいさく国こく	デンマーク スウェーデン オランダ フランス ドイツ イギリス イタリア
言語げんご	英語えいご
製作せいさく費ひ	$14,200,000
興行こうぎょう収入しゅうにゅう	$547,479
前作ぜんさく	ドッグヴィル

『マンダレイ』（Manderlay）は2005年ねんにデンマーク他た6カ国かこくの出資しゅっしで製作せいさくされた映画えいが。ラース・フォン・トリアー監督かんとく・脚本きゃくほんによる「アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく - 機会きかいの土地とち」三さん部ぶ作さくの2作さく目め。主演しゅえんはブライス・ダラス・ハワード。

観念かんねん的てきな「多数決たすうけつ主義しゅぎ」や「自由じゆう主義しゅぎ」を力ちからずくで押おし付つけることや、人間にんげんを類型るいけいに当あてはめようとすることの愚おろかしさを描えがく。

2005年ねんのカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさいコンペティションに、トリアーの監督かんとく作さくとしては通算つうさん7本ほん目めのノミネートを果はたした。

ストーリー

舞台ぶたいは1933年ねんのアラバマ州しゅう、南北戦争なんぼくせんそうと奴隷どれい解放かいほう宣言せんげんからおよそ70年ねん。縄張なわばりを失うしなって旅たびをしていたグレース（ハワード）たちギャング団だんは大だい農場のうじょうマンダレイの前まえで黒人こくじんの女おんなに呼よび止とめられる。そこでは依然いぜんとして奴隷どれい制度せいど同様どうようの搾取さくしゅが横行おうこうし、今いままさに「使用人しようにん」の一人ひとりティモシー（バンコレ）がむち打うたれようとしていた。グレースが銃じゅうの力ちからで割わり込こむと農場のうじょうの女おんな主人しゅじん（バコール）は息いき絶たえてしまう。命令めいれいするものを失うしなって途方とほうにくれる黒人こくじんの使用人しようにんたちをみてグレースは、マンダレイを民主みんしゅ的てきで自由じゆうな共同きょうどう体たいにつくりかえる決心けっしんをするが…。

キャスト

• ブライス・ダラス・ハワード：グレース
• イザック・ド・バンコレ：ティモシー
• ダニー・グローヴァー：ウィレルム
• ウィレム・デフォー：グレースの父親ちちおや
• ジェレミー・デイヴィス：ニールス
• クロエ・セヴィニー：フィロメナ
• ローレン・バコール：女おんな主人しゅじん
• ウド・キア：ミスター・カースプ
• モナ・ハモンド：オールド・ウィルマ
• ジャン＝マルク・バール：ミスター・ロビンソン
• ジェリコ・イヴァネク：Dr.ヘクター
• テディ・ケンプナー：ジョセフ
• ルエラ・ギデオン：ヴィクトリア
• ジニー・ホルダー：エリザベス
• クライヴ・ロウ：サミー
• エマニュエル・アイドウ：ジム
• ジャヴォン・プリンス：ジャック
• スゼット・ルウェリン：フローラ
• ジョセフ・マイデル：マーク
• ジョン・ハート：ナレーター

製作せいさく

前作ぜんさく『ドッグヴィル』に引ひき続つづき、床ゆかに枠わく線せんや説明せつめいの文字もじを描えがき建物たてものの一部いちぶをセットに配はいしただけの舞台ぶたいやジョン・ハートによる詳細しょうさいなナレーションなどの実験じっけん的てきな手法しゅほうで作つくられている。

キャスティング

主演しゅえん（グレース役やく）がニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワードに変かわった。前作ぜんさくで脇役わきやくを演えんじた数すう人にんの俳優はいゆうが別べつの役やくで再さい出演しゅつえんしている。

外部がいぶリンク

• マンダレイ - allcinema
• Manderlay - オールムービー（英語えいご）
• Manderlay - IMDb（英語えいご）
• Manderlay - Box Office Mojo（英語えいご）
• Manderlay - Rotten Tomatoes（英語えいご）
• Manderlay - Metacritic（英語えいご）