ミハウ・スタホヴィチ

ミハウ・スタホヴィチ Michał Stachowicz
自画像じがぞう
誕生たんじょう日び	(1768-08-14) 1768年ねん8月がつ14日にち
出生しゅっしょう地ち	ポーランド・リトアニア共和きょうわ国こく・クラクフ
死没しぼつ年ねん	1825年ねん3月26日にち(1825-03-26)（56歳さい）
死没しぼつ地ち	ポーランド立憲りっけん王国おうこく・クラクフ
国籍こくせき	ポーランド
運動うんどう・動向どうこう	ロマン主義しゅぎ
芸術げいじゅつ分野ぶんや	絵画かいが、グラフィックデザイン
影響えいきょうを受うけた 芸術げいじゅつ家か	Franciszek Ignacy Molitor Kazimierza Mołodzińskiego

スタホヴィチのサイン

ミハウ・スタホヴィチ (波なみ：Michał Stachowicz、1768年ねん8月がつ14日にち - 1825年ねん3月26日にち) はポーランドの画家がか、石版せきばん画家がか、グラフィックデザイナー、美学びがく教師きょうし。

彼かれはクラクフの画家がかギルド出身しゅっしんで、母国ぼこくにまつわる歴史れきし画がや宗教しゅうきょう画が、風俗ふうぞく画がを描えがき、生涯しょうがいにわたって教育きょういく者しゃとしても活動かつどうした。

経歴けいれき

スタホヴィチの父親ちちおやは地元じもとの著名ちょめいな書店しょてん主ぬしで印刷いんさつ業者ぎょうしゃであった。スタホヴィチは1782年ねんから画家がかギルドでデッサンを始はじめ、スタニスワフ2世せいアウグストに仕つかえるふたりの宮廷きゅうてい画家がか、フランチシェク・イグナシ・モリトールとカジミエジャ・モウジンスキ (Kazimierza Mołodzińskiego) から絵画かいがを習ならった。1787年ねんにギルドの正式せいしきなメンバーとなり、彼かれが実際じっさいに目めにした1794年ねん3月24日にちのコシチュシュコの誓ちかい（コシチュシュコの蜂起ほうきを参照さんしょう）を描えがいたのをはじめ、1800年ねんには聖せいカジミェシュ聖人せいじん教会きょうかい（カジミェシュ）の十字架じゅうじかの道行みちゆきの場面ばめんを、1809年ねんにはポーランド・オーストリア戦争せんそうにおけるユゼフ・ポニャトフスキのクラクフ占領せんりょうの場面ばめんを描えがいた。

1816年ねんにはクラクフ教区きょうくの司教しきょうであるヤン・パベウ・ウォロニッツから司教しきょう宮殿きゅうでんの祭壇さいだん画がの依頼いらいを受うけ、2年ねん後ごに完成かんせいさせた（彼かれの死後しごである1850年ねんに火災かさいによって焼失しょうしつ）。1818年ねん、スタホヴィチが描えがいたヴァヴェル城じょう墓地ぼち図面ずめんの模写もしゃをクラクフ大だい聖堂せいどう司教しきょうのセバスチャン・アロイジ・シエラコウスキが、ポーランド共和きょうわ国こく上院じょういん議長ぎちょうのスタニスワフ・コストカ・ポトツキに贈おくり、1820年ねんには再ふたたびシエラコウスキからヤギェウォ大学だいがくの講堂こうどうの装飾そうしょく画が制作せいさくの依頼いらいを受うけた。

その他たにもカマルドレ隠者いんじゃ修道院しゅうどういん、洗礼せんれい者しゃ聖ひじりヨハネ教会きょうかい (ヤングロト)、モギラのシトー会かい修道院しゅうどういんなどの装飾そうしょくを手てがけた。グリザイユの技法ぎほうも用もちい、石版せきばん画家がかとしても「クラクフのポーランド王おうの墓はか」という書籍しょせきの挿絵さしえを描えがいた。

私生活しせいかつではグロツカ通どおり15番地ばんちに住すみ、1817年ねんにクラクフの聖せいバルバラ・ギムナジウムの美学びがく教師きょうしに就任しゅうにんしたのちは、その死しまで画家がかと教職きょうしょく者しゃとして生涯しょうがいを送おくった。彼かれはクラクフで没ぼっし、ラコウィスキ墓地ぼちに埋葬まいそうされた。現在げんざい、グロツカ通どおりには彫刻ちょうこく家かのカロル・フカンによるプラークがある。

作品さくひん

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  『市しの立たつ広場ひろばでのコシチュシュコの誓ちかい』
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  『シュチェコチニの戦たたかい』
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  『ポニャトフスキのクラクフ入場にゅうじょう』
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  『アンナ女王じょおうの墓はか』
  「クラクフのポーランド王おうの墓はか」より

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  『枢機卿すうききょうイェジ・ラジヴィウの肖像しょうぞう』
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  『ライコニック（春はるの祭まつり）』
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  『収穫しゅうかく祭さい』
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  『ヴィエリチカ岩塩がんえん坑あな』

参考さんこう文献ぶんけん

グロツカ通どおり15番地ばんちにあるプラーク

• Tablica informacyjna przy kościele sporządzona przez bibliotekę w Trzyciążu.
• Encyklopedia Krakowa, Wydawnictwo PWN, Warszawa-Kraków 2000.

外部がいぶリンク

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• ミハウ・スタホヴィチの関連かんれん記事きじ - 週刊しゅうかんイラスト (ポーランドの雑誌ざっし)1859年版ねんばんより
• ミハウ・スタホヴィチの関連かんれん記事きじ - 週刊しゅうかんイラスト 1860年版ねんばんより
• ミハウ・スタホヴィチの版画はんが - ポーランド国立こくりつ図書館としょかん所蔵しょぞう
• クラクフのポーランド王おうの記念きねん碑ひ - クヤヴィ＝ポモージェ県けんのデジタル・ライブラリーより