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メサイヤ (ゲームブランド)

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エクストリーム > メサイヤ
メサイヤ
ジャンル コンピュータゲーム
企業きぎょうめい 日本にっぽんコンピュータシステム株式会社かぶしきがいしゃ(1986ねん - 2014ねん
株式会社かぶしきがいしゃエクストリーム(2014ねん - )
審査しんさ CERO
主要しゅよう人物じんぶつ 藤田ふじた雅也まさや
デビューさく Mr.バンプ
1986ねん
最新さいしんさく ラングリッサー リインカーネーション -転生てんせい-
2015ねん7がつ23にち
公式こうしきサイト 公式こうしきサイト(2009ねん2がつ26にちアーカイブぶん
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メサイヤ(MASAYA)は、株式会社かぶしきがいしゃエクストリーム以下いか「extreme」)のコンピュータゲームブランドメサイヤゲームス(MASAYA GAMES)という名称めいしょう使用しようしている。

1986ねん昭和しょうわ61ねんごろから2014ねん平成へいせい26ねん)までは日本にっぽんコンピュータシステム株式会社かぶしきがいしゃNippon Computer Systems Corp.以下いか「NCSしゃ」)がブランドを保有ほゆうしていた。

とロゴ

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「メサイヤ」というブランドめいは、NCSしゃ創業そうぎょうしゃ当時とうじ社長しゃちょうだった藤田ふじた雅也まさやのち代表だいひょう取締役とりしまりやく会長かいちょう)の名前なまえ「マサヤ」にちなみ、ほしとペガサスがかさなったメサイヤのロゴマークは藤田ふじた雅也まさや社長しゃちょううまとしまれだったことに由来ゆらいする[1][2]

沿革えんかく

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NCS時代じだい

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NCSしゃは1986ねん昭和しょうわ61ねんごろからパソコンゲームソフト業界ぎょうかい参入さんにゅう。その家庭かていようゲームPCエンジンサードパーティーあしがかりに家庭かていようゲームソフトの開発かいはつ販売はんばい事業じぎょう進出しんしゅつ。これに先駆さきがけ、「メサイヤ」というブランドをもちいはじめ、1980年代ねんだい中期ちゅうき1990年代ねんだいなかばにかけて、PCエンジンよう中心ちゅうしんとするゲーム作品さくひん数多かずおおくリリースした。このころ製作せいさくしたゲーム・『ちょう兄貴あにき』シリーズや『じゅうそうへい』シリーズなどはいまでもコアなゲームマニアに根強ねづよ人気にんきっている。

2000ねん平成へいせい12ねん)にワンダースワンはんちょう兄貴あにき おとこたましいさつ』と『ラングリッサー ミレニアム THE LAST CENTURY』を最後さいごにゲーム事業じぎょうから撤退てったい以後いご、NCSしゃ本業ほんぎょうであるERP、金融きんゆうけ、みソフトウェア、通信つうしんけいシステム開発かいはつ事業じぎょう基本きほんとしつつ、メサイヤブランドでリリースした作品さくひんぐんおよび「うみにん」(『改造かいぞう町人ちょうにんシュビビンマン3 -ことかいのプリンセス-』のかくれキャラ)のライセンス許諾きょだく事業じぎょうおこなう。この時期じき、メサイヤ作品さくひん移植いしょくさくはゲーム産業さんぎょう部門ぶもんのスタッフが独立どくりつしたソフトメーカー・クロスノーツ(X-nauts)から発売はつばいされていた。

エクストリームとの提携ていけい

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2007ねん平成へいせい19ねん)、extremeはNCSしゃとメサイヤブランド著作ちょさくぶつ利用りようについて契約けいやくおよ商品しょうひんけんとうにおける代理だいりてん契約けいやく締結ていけつ以降いこうおもフィーチャーフォンスマートフォンようのゲームアプリ、任天堂にんてんどうゲームのサービス・バーチャルコンソールへメサイヤ作品さくひん移植いしょくした。

2014ねん平成へいせい26ねん)4がつ、extremeは従来じゅうらいのメサイヤゲームにくわえてインディーズゲーム開発かいはつたい(デペロッパー)の支援しえん新規しんき企画きかく開発かいはつ・プロデュースを目的もくてきとしたゲームブランド“ メサイヤゲームス ”をげ、同時どうじSteamけのPCゲーム『QUALIA3~multi agent~』に“メサイヤゲームス”ブランドをかんして発売はつばい[3]

エクストリーム時代じだい

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同年どうねん11がつ、extremeはNCSしゃとメサイヤブランドにかかわるゲームソフトすべての著作ちょさくけん譲受ゆずりうけする契約けいやく締結ていけつしたことを発表はっぴょう。これにより、NCSしゃ時代じだいつくられたメサイヤ作品さくひんすべてextremeが著作ちょさくけん保有ほゆうすることになり、“メサイヤ”は完全かんぜんにNCSしゃからはなれた[4]

2015ねん2がつ、extremeはメサイヤゲームスとしてははつとなる、独自どくじ製作せいさくした家庭かていようゲームソフトをリリースすること発表はっぴょう同年どうねん7がつ、そのだい1だんとなるニンテンドー3DSようソフト『ラングリッサー リインカーネーション -転生てんせい-』を発売はつばいした[5]

おもなゲーム作品さくひん

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出典しゅってん

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  1. ^ スペシャル|ニンテンドー3DSソフト「ラングリッサー リインカーネーション -転生てんせい-」 オフィシャルウェブサイト”. 2019ねん7がつ4にち時点じてんオリジナルよりアーカイブ。2019ねん7がつ4にち閲覧えつらん
  2. ^ 老舗しにせブランド・メサイヤが家庭かていようゲーム復活ふっかつ! エクストリームのキーパーソンに”. ファミ通ふぁみつう.com (2015ねん2がつ12にち). 2024ねん5がつ24にち閲覧えつらん
  3. ^ エクストリームがインディーズゲームレーベル「MASAYA GAMES」の発足ほっそく発表はっぴょうだい1だん「QUALIA3 ~multi agent~」がSteamで配信はいしん決定けってい”. 4Gamer.net (2014ねん4がつ18にち). 2024ねん5がつ24にち閲覧えつらん
  4. ^ “メサイヤ”ブランドのゲームソフトぜん著作ちょさくけんをエクストリームが取得しゅとく――『ちょう兄貴あにき』『ラングリッサー』『じゅうそうへい』(レイノスヴァルケン)など”. ファミ通ふぁみつう.com (2014ねん11月14にち). 2024ねん5がつ24にち閲覧えつらん
  5. ^ 「ラングリッサー リインカーネーション -転生てんせい-」で,伝説でんせつのメサイヤブランドの復活ふっかつねらうエクストリームのプロデューサーに,これからのプランをいた”. 4Gamer.net (2015ねん7がつ23にち). 2024ねん5がつ24にち閲覧えつらん
  6. ^ NCS [日本にっぽんコンピューターシステム株式会社かぶしきがいしゃ]”. レゲー置場おきば夕食ゆうしょく. 2023ねん10がつ21にち閲覧えつらん
  7. ^ PC98 | エルスリード戦史せんし”. refuge.tokyo. 2023ねん10がつ21にち閲覧えつらん

外部がいぶリンク

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  • 公式こうしきサイト - ウェイバックマシン(2009ねん2がつ26にちアーカイブぶん) - 2007ねんのサブライセンス締結ていけつつくられたサイト。一部いちぶ記述きじゅつ当時とうじのままになっている。