リアリティのダンス

リアリティのダンス
La danza de la realidad
監督かんとく	アレハンドロ・ホドロフスキー
脚本きゃくほん	アレハンドロ・ホドロフスキー
原作げんさく	アレハンドロ・ホドロフスキー『リアリティのダンス』
製作せいさく	ミシェル・セドゥー モイゼス・コシオ アレハンドロ・ホドロフスキー
製作せいさく総そう指揮しき	グザヴィエ・ゲレーロ・ヤマモト
出演しゅつえん者しゃ	ブロンティス・ホドロフスキー パメラ・フローレス イェレミアス・ハースコヴィッツ アレハンドロ・ホドロフスキー
音楽おんがく	アダン・ホドロフスキー
撮影さつえい	ジャン＝マリー・ドルージュ
編集へんしゅう	マリリーヌ・モンティウ
配給はいきゅう	アップリンク、パルコ
公開こうかい	2013年ねん5月がつ18日にち (2013-05-18)（カンヌ） 2014年ねん7月がつ12日にち (2014-07-12)
上映じょうえい時間じかん	130分ふん
製作せいさく国こく	チリ フランス
言語げんご	スペイン語ご

『リアリティのダンス』（La danza de la realidad）は、アレハンドロ・ホドロフスキー監督かんとく・脚本きゃくほんによる2013年ねんのチリ・フランス合作がっさくの映画えいが。2013年ねん5月18日にち、第だい66回かいカンヌ国際映画祭かんぬこくさいえいがさい監督かんとく週間しゅうかんにてプレミア上映じょうえいされた。

あらすじ

若わかきアレハンドロ（イェレミアス・ハースコヴィッツ）は、ユダヤの血ちを引ひいていることで同級生どうきゅうせいにからかわれている。母ははのサラ（パメラ・フローレス）は、アレハンドロを自みずからの父ちちだと信しんじている。サーカス芸人げいにんだった父ちちのハイメ（ブロンティス・ホドロフスキー）は、アレハンドロを理容りよう院いんに連つれて行いき、アレハンドロの長ながい金髪きんぱつを取とり除のぞいてしまう。さらにハイメはアレハンドロを何なん度ども殴なぐりつけ、歯科しかにて麻酔ますいなしで歯はを治療ちりょうさせることによって、彼かれを「真しんの男おとこ」にしようとする。

一方いっぽう、共産きょうさん党員とういんであるハイメは、カルロス・イバニェス大統領だいとうりょう（バスティアン・ボーデンホーファー）の暗殺あんさつを仲間なかまたちと計画けいかくしていた。しかし、犬いぬの仮装かそう大会たいかいで大統領だいとうりょうの命いのちを救すくったことから、大統領だいとうりょうの馬丁ばていに就つくこととなる。その後ご、大統領だいとうりょうの愛馬あいばだったブケパロスの死しをきっかけに、ハイメはチリ各地かくちを放浪ほうろうしはじめる。記憶きおく喪失そうしつ、ナチの拷問ごうもん、椅子いす作づくりの職人しょくにんとの出会であいなどを経へて、ハイメは家族かぞくのもとへ帰還きかんする。

キャスト

• ブロンティス・ホドロフスキー
• パメラ・フローレス
• イェレミアス・ハースコヴィッツ
• アレハンドロ・ホドロフスキー
• バスティアン・ボーデンホーファー
• アンドレス・コックス
• アダン・ホドロフスキー
• クリストバル・ホドロフスキー

評価ひょうか

『The New York Times』のA・O・スコットは本ほん作さくがフェデリコ・フェリーニ監督かんとく『フェリーニのアマルコルド』やジョン・ブアマン監督かんとく『戦場せんじょうの小ちいさな天使てんしたち』といった作品さくひんの系譜けいふに連つらなると指摘してきした。『The A.V. Club』のIgnatiy Vishnevetskyは「少年しょうねん時代じだいの恐怖きょうふと心しんの痛いたみを愉快ゆかいで寓話ぐうわ的てきな作品さくひんに変かえるホドロフスキーの才能さいのうによって、時ときには驚おどろくほど心しんに触ふれる魅惑みわく的てきな作品さくひんに仕立したてて上あげられている」と述のべて、本ほん作さくに「A-」の評価ひょうかを与あたえた。

外部がいぶリンク

• 公式こうしきウェブサイト （日本語にほんご）
• 公式こうしきウェブサイト （英語えいご）
• リアリティのダンス - allcinema
• リアリティのダンス - KINENOTE
• La danza de la realidad - IMDb（英語えいご）