レモンヘッズ

レモンヘッズ
レモンヘッズ（2005年ねん9月がつ15日にち）
基本きほん情報じょうほう
出身しゅっしん地ち	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく マサチューセッツ州しゅうボストン
ジャンル	オルタナティヴ・ロック グランジ ジャングル・ポップ パワー・ポップ ポップ・パンク ハードコア・パンク
活動かつどう期間きかん	1986年ねん - 1997年ねん 2005年ねん -
レーベル	TAANG! アトランティック ヴェイグラント ジ・エンド ファイア
公式こうしきサイト	www.thelemonheads.net
メンバー	イヴァン・ダンド
旧きゅうメンバー	ベン・デイリー ダグ・トラッチェン ジェシー・ペレッツ ジョン・ストローム ニック・ダルトン ジョシュ・ラッタンツィ ビル・スティーヴンソン クリス・ブロコウ ライアン・アダムス ジョージ・バーズ ジュリアナ・ハットフィールド

レモンヘッズ（The Lemonheads）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくマサチューセッツ州しゅうボストン出身しゅっしんのオルタナティヴ・ロック・バンド。中心ちゅうしん人物じんぶつのイヴァン・ダンドは、ルックスの良よさと温あたたかく甘あまい歌声うたごえで、1990年代ねんだい初頭しょとうにティーンエイジャーのアイドルとして人気にんきを得えた。

略歴りゃくれき

結成けっせい〜インディーズでの活動かつどう

1986年ねん、イヴァン・ダンド（ボーカル、ギター）が高校こうこうのクラスメートのベン・デイリー（ボーカル、ギター）、ジェシー・ペレッツ（ベース）と共ともに「Whelps」を結成けっせいし、その後ご、レモンヘッズと改名かいめいして、自身じしんのレーベル「Huh-Bag」から初はつのEP『Laughing All the Way to the Cleaners化か』を発表はっぴょう。当初とうしょはダンドとデイリーがドラムも兼任けんにんしていたが、1987年ねんにはダグ・トラッチェンがドラマーとして加入かにゅうし、ボストンのインディーズ・レーベル「Taang! Records」からデビュー・アルバム『ヘイト・ユア・フレンズ』を発表はっぴょうした。その後ご、トレッチェンが脱退だったいし、後任こうにんとしてジョン・ストロームが加入かにゅう。3作さく目めのアルバム『リック』（1989年ねん）を最後さいごにデイリーが脱退だったい。

メジャー・デビュー後ご

1990年ねん、メジャーのアトランティック・レコードとの契約けいやくを得えてアルバム『ラヴィー』を発表はっぴょう。このアルバムを最後さいごにペレッツが脱退だったいして、オリジナル・メンバーはダンド1人ひとりとなった。

その後ご、ジュリアナ・ハットフィールド（ベース）が加入かにゅうして、アルバム『イッツ・ア・シェイム・アバウト・レイ』（1992年ねん）が制作せいさくされ、レコーディング終了しゅうりょう後ごの1992年ねん5月がつ、ハットフィールドに代かわってニック・ダルトンが加入かにゅう。『イッツ・ア・シェイム・アバウト・レイ』は『ビルボード』のヒートシーカーズで3位いとなり、更さらに1993年ねんにはBillboard 200で68位いに達たっした。また、1992年ねんにはサイモン&ガーファンクルのカヴァー「ミセス・ロビンソン」がシングル・ヒットしている。次つぎ作さく『カモン・フィール』（1993年ねん）はBillboard 200で56位いを記録きろくし、2作さく連続れんぞくでトップ100入いりを果はたす。

1994年ねんにはオアシスのツアーに帯同たいどうし、ダンドはオアシスに感銘かんめいを受うけて彼かれらと親したしくなる。しかし、その頃ころにはダンドのドラッグ依存いぞんが深刻しんこくになっていた。

1996年ねんのアルバム『カー・ボタン・クロス』には、当時とうじダイナソーJr.を脱退だったいしていたマーフが参加さんかしており、マーフは1996年ねんから1997年ねんにかけてのツアーにも参加さんかした。しかし、このアルバムはヒット・シングルを生うみ出だせず、レモンヘッズは1997年ねんにアトランティックとの契約けいやくを失うしなう。1998年ねんには、同社どうしゃからの最後さいごのアルバムにあたるベスト・アルバム『ザ・ベスト・オブ・レモンヘッズ』が発売はつばいされた。

再さい結成けっせい

ダンドは2005年ねんよりレモンヘッズとしての活動かつどうを再開さいかい。2005年ねんから2006年ねんにかけて行おこなわれたツアーでは、ジュリアナ・ハットフィールドやジョシュ・ラッタンツィがベースを弾ひき、ドラムはビル・スティーヴンソン、クリス・ブロコウ、それにダイナソーJr.のジョージ・バーズが担当たんとうした。そして2006年ねん9月がつ26日にちには、Vargantというレーベルからアルバム『The Lemonheads』をリリース。このアルバムには、ダンドに加くわえてディセンデンツのメンバーとしても知しられるカール・アルヴァレス（ベース）とビル・スティーヴンソン（ドラム）が参加さんかし、更さらにガース・ハドソン（元もとザ・バンド）やJ・マスシス（ダイナソーJr.）もゲスト参加さんかした。

2009年ねんには、グラム・パーソンズ、ワイヤー、レナード・コーエン等ひとしの曲きょくを取とり上あげたカヴァー・アルバム『Varshons』を発表はっぴょう。

2012年ねん9月がつ、ライアン・アダムスがレモンヘッズにドラマー及およびプロデューサーとして参加さんかして、ダンド、ベン・デイリー、ジュリアナ・ハットフィールドと共ともにアルバムを制作せいさくすることが報ほうじられた。

ディスコグラフィ

詳細しょうさいは「:en:The Lemonheads discography」を参照さんしょう

スタジオ・アルバム

• 『ヘイト・ユア・フレンズ』 - Hate Your Friends (1987年ねん、Taang!)
• 『クリエイター』 - Creator (1988年ねん、Taang!)
• 『リック』 - Lick (1989年ねん、Taang!)
• 『ラヴィー』 - Lovey (1990年ねん、Atlantic)
• 『イッツ・ア・シェイム・アバウト・レイ』 - It's a Shame About Ray (1992年ねん、Atlantic)
• 『カモン・フィール』 - Come on Feel the Lemonheads (1993年ねん、Atlantic)
• 『カー・ボタン・クロス』 - Car Button Cloth (1996年ねん、Atlantic)
• The Lemonheads (2006年ねん、Vagrant)
• Varshons (2009年ねん、The End)
• 『ヴァーションズ 2』 - Varshons 2 (2019年ねん、Fire)

EP

• Laughing All the Way to the Cleaners (1986年ねん、Amory Arms/Huh-Bag) ※自主じしゅ制作せいさく
• Favourite Spanish Dishes (1990年ねん、Atlantic)
• Patience and Prudence (1991年ねん、Atlantic)

デモ・アルバム

• Hotel Sessions (2011年ねん、Cobraside)

コンピレーション・アルバム

• Create Your Friends (1989年ねん、Taang!)
• 『ザ・ベスト・オブ・レモンヘッズ』 - The Best of The Lemonheads: The Atlantic Years (1998年ねん、Atlantic)
• Laughing All the Way to the Cleaners: Best of Lemon (2011年ねん、Bertus (H'art) / Music Club)
• If Only You Were Dead (2014年ねん、Fire)

外部がいぶリンク

• ワーナーミュージック・ジャパン - レモンヘッズ