ワークプレース

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ワークプレースまたはワークプレイス直訳ちょくやくすれば仕事場しごとばとなるが、外来がいらいとして使用しようされることがおおい。仕事しごと種類しゅるいによって様々さまざまなワークプレースが存在そんざいするはずだが、オフィスワークのための場所ばしょ意味いみしていることがおおい。もともとは仕事しごとをするための物理ぶつりてき場所ばしょ (現実げんじつ場所ばしょ) を意味いみし、ワーキングスペースオフィスちか意味いみだったが、コンピュータネットワークなどの発達はったつにともなってオフィスワークが特定とくてい場所ばしょしばられないようになったため、サイバースペース (仮想かそう場所ばしょ) としての意味いみつようになった。

現実げんじつ場所ばしょとしてのワークプレース[編集へんしゅう]

オフィスワークにおいては通常つうじょう個人こじんごとにつくえ椅子いすとがてられる。これがその個人こじんにとってのワークプレースの中核ちゅうかくである。近年きんねんフリーアドレスつまり個人こじん固定こていてき場所ばしょてないスタイルのオフィスが増加ぞうかしているが、てられているあいだ机上きじょうのスペースと椅子いすとを個人こじん専有せんゆうすることにわりはない。ワークプレースにはさらに会議かいぎ会話かいわなどのためのスペースや収納しゅうのう空調くうちょうはじめとする様々さまざま周辺しゅうへんてき設備せつびふくまれる。

仮想かそう場所ばしょとしてのワークプレース[編集へんしゅう]

仮想かそう場所ばしょとしてのワークプレースの定義ていぎはまださだまっていない。しかし、パソコンなどを使用しようして遠隔えんかくからでも仕事しごとができるようにするためにはコミュニケーションコラボレーション、Web やデータベースやひと検索けんさくなどの機能きのう必要ひつようであり、これらの機能きのうをそなえたソフトウェアぐんがワークプレースの中核ちゅうかくだとかんがえられる。
近年きんねん傾向けいこうとしてはソフトウェア一種いっしゅであるグループウェアやその一部いちぶが「ワークプレース」とばれることがおおい。IBM Workplace がそのいちれいである。
2020年頃としごろから、バーチャルワークプレイス(バーチャル出社しゅっしゃオフィス)をクラウドじょうもうけるソフトウェアが活用かつようされつつある。

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

現実げんじつ[編集へんしゅう]

仮想かそう[編集へんしゅう]