ヴァーツラフ・フデチェク

ヴァーツラフ・フデチェク

ヴァーツラフ・フデチェク（Václav Hudeček, 1952年ねん7月がつ7日にち - ）は、チェコのヴァイオリニスト。

来歴らいれき・人物じんぶつ

チェコのロジュミタールの生うまれ。6歳さいから父親ちちおやにヴァイオリンの手てほどきを受うけた。プラハ音楽おんがく院いんでヨセフ・ミツカ、プラハ芸術げいじゅつアカデミーでヴァーツラフ・スニーティルに師事しじした。1964年ねんにコチアン・ヴァイオリン・コンクールで第だい1位い、1967年ねんにチェコスロヴァキア放送ほうそう主催しゅさいの国際こくさいラジオ・コンクールでも第だい1位いを受賞じゅしょうした。1967年ねん、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽かんげんがく団だんとともにニコロ・パガニーニのヴァイオリン協奏曲きょうそうきょく第だい2番ばんを弾ひいてロンドン・デビューしたが、この演奏えんそう会かいを聴きいていたダヴィッド・オイストラフの招まねきでモスクワに留学りゅうがくし、オイストラフとナタン・ミルシテインに学まなんだ。1972年ねんのプラハの春はる音楽おんがく祭さいでは、オイストラフの指揮しきでチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲きょうそうきょくを演奏えんそうしている。1973年ねんの初はつ訪日ほうにち以来いらい、たびたび訪日ほうにちしている。美うつくしい音おとと繊細せんさいな表現ひょうげん力りょくに加くわえて端正たんせいな容貌ようぼうでアイドル的てきな人気にんきを呼よんだ。