今村いまむら新吉しんきち

今村いまむら新吉しんきち（いまむら しんきち、1874年ねん11月15日にち - 1946年ねん5月19日にち）は、日本にっぽんの精神せいしん医学いがく者もの。

石川いしかわ県けん金沢かなざわ市し出身しゅっしん。今村いまむら有隣うりんの長男ちょうなん。1897年ねん帝国ていこく大学だいがく医科いか大学だいがく卒そつ。ウィーン留学りゅうがく後ご京都きょうと帝国ていこく大学だいがく医学部いがくぶ教授きょうじゅとなり、精神せいしん医学いがく教室きょうしつを創設そうせつ、初代しょだい教授きょうじゅとなる。1904年ねん医学いがく博士はかせ。渡辺わたなべ久吉ひさよしの日本にっぽん心霊しんれい学会がっかいにかかわり、人文書院じんぶんしょいんと改称かいしょうした時ときの命名めいめい者しゃである。妄想もうそう性せい精神病せいしんびょう、神経症しんけいしょうなど精神病せいしんびょう理学りがくの研究けんきゅうで知しられた。弟おとうとは今村いまむら次吉つぎよし。千里眼せんりがん事件じけんでは、福来ふき友吉ゆうきちらとともに御船みふね千鶴子ちづこの売うり出だしを行おこなっている。

親族しんぞく

• 出典しゅってんは人事じんじ興信録こうしんろくの4巻かん、8巻かんより。
• 妻つま：婦美ふみ（猪子いのこ止とめ戈ほこ之の助すけの次女じじょで、一いち到いたの姉あね）
• むめ（婦美ふみの姉あねで、新吉しんよしの義姉ぎし。止とめ戈ほこ之の助すけの長女ちょうじょ。藤浪ふじなみ鑑あきらの妻つま）

親戚しんせき・遠縁とおえん

• 妻つま・婦美ふみの祖父そふ：猪子いのこ清きよし
  • 猪子いのこふて（ふで）：婦美ふみの叔母おばで、沖野おきの忠雄ただお（神矢かみや粛一の弟おとうと）の妻つま
  • 猪子いのこ吉きち人じん：婦美ふみの叔父おじ（医学いがく博士はかせ）

著書ちょしょ

• 『神経しんけい衰弱すいじゃくに就て』日本にっぽん心霊しんれい学会がっかい 1925年ねん
• 『神経しんけい衰弱すいじゃくとヒステリーの治療ちりょう法ほう』日本にっぽん心霊しんれい学会がっかい 1927年ねん 人文書院じんぶんしょいん 1928年ねん
• 『精神病せいしんびょう理学りがく論ろん稿こう』弘文こうぶん堂どう 1948年ねん