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入門にゅうもん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

入門にゅうもん(にゅうもん)とは、ある分野ぶんやについて学習がくしゅうはじめることである[1]

伝統でんとうてき教育きょういくのありかたでは、学習がくしゅうとは特定とくていについてぜん人格じんかくてきまなぶことであった。そのとき入門にゅうもんとは、文字通もじどおいえもんをくぐり、弟子でしとなって、道場どうじょう私塾しじゅく寺子屋てらこやなどでまなはじめることであった。弟子入でしいりをゆるすかどうかはとなる人物じんぶつ裁量さいりょうであり、入門にゅうもんたって当該とうがい分野ぶんやかんするある程度ていど知識ちしき経験けいけん要求ようきゅうされる場合ばあいすくなくないため、「入門にゅうもんしゃ経験けいけんしゃ初心者しょしんしゃ」にたらない場合ばあいもある。丁稚でっち大工だいくなどに就職しゅうしょくする場合ばあいにも入門にゅうもんばれることがある。

茶道さどうでは、「基本きほんてき稽古けいこおこなうことを許可きょかする」という意味合いみあいの許状ゆるしじょうし(くわしくは表千家おもてせんけ#許状ゆるしじょう裏千家うらせんけ#許状ゆるしじょう参照さんしょう)、茶道さどうまなぶものは「入門にゅうもん」の許状ゆるしじょうはじめて稽古けいこけることがゆるされるというのが原則げんそくである。

大学だいがくでは、本格ほんかくてき専門せんもん分野ぶんやまな以前いぜん段階だんかい新入しんにゅう学生がくせいけに「法学ほうがく入門にゅうもん」「経済けいざいがく入門にゅうもん」などといった名称めいしょう入門にゅうもんふくんだ授業じゅぎょう設置せっちしているところがある。また、通常つうじょう経験けいけんしゃ初心者しょしんしゃけに出版しゅっぱんされている書籍しょせきを「入門にゅうもんしょ」とぶ。分野ぶんやによっては入門にゅうもんしょしかれないこともある。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 入門にゅうもん(にゅうもん)の意味いみ”. goo国語こくご辞書じしょ. 2019ねん12月2にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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