全国ぜんこく選抜せんばつ名古屋大なごやだい花火はなび

全国ぜんこく選抜せんばつ名古屋大なごやだい花火はなびが開催かいさいされていた矢田川やだがわ河川敷かせんしき（2014年ねん9月がつ）

全国ぜんこく選抜せんばつ名古屋大なごやだい花火はなび（ぜんこくせんばつなごやだいはなび）とは、1964年ねんから2004年ねんまで東海ラジオ放送とうかいらじおほうそうが愛知あいち県けん名古屋なごや市し北きた区くの矢田川やだがわ周辺しゅうへんで開催かいさいしていた花火はなび大会たいかいのことである。

概要がいよう・歴史れきし

元々もともと愛知あいち県けん・特とくに三河みかわ地方ちほうは花火はなびの製造せいぞうが盛さかんであった。しかし愛知あいち県けんには代表だいひょうするような花火はなび大会たいかいがなかったことから、「新あたらしい名古屋なごやの納涼のうりょう景物けいぶつをつくりだそう」との意気込いきごみで、1964年ねん8月がつ1日にちに第だい1回かい大会たいかいが開催かいさいされた。見物けんぶつ客きゃくは50万まん人にんだったとされている。第だい8回かい以降いこう毎年まいとし8月がつの第だい1週しゅう目めの土曜日どようびに開催かいさいされていた（第だい2回かいから第だい7回かいは第だい2土曜日どようび）。

明石あかし花火はなび大会たいかい歩道橋ほどうきょう事故じこを契機けいきとした愛知あいち県けん警察けいさつの指導しどうにより2004年ねんの第だい41回かい大会たいかいにおいて交通こうつう規制きせい・安全あんぜん対策たいさくを強化きょうかすることになったが、翌年よくねんの2005年ねんに愛知あいち県けんで愛知あいち万博ばんぱくが開催かいさいされた影響えいきょうで同どう大会たいかいの警備けいび員いんの人数にんずうが減へることなどを理由りゆうに休止きゅうしとなり、2006年ねんに警備けいび・違法いほう駐車ちゅうしゃ・ゴミの問題もんだいなどの経費けいひ増大ぞうだいを理由りゆうとして廃止はいしが決定けっていされた。

しかし地元じもとの有志ゆうしらによって結成けっせいされた特定とくてい非ひ営利えいり活動かつどう法人ほうじん「新あたらしく矢田川やだがわ花火はなびを進すすめる会かい」（後述こうじゅつ）によって、もう一度いちど復活ふっかつさせる動うごきがある。

新あたらしく矢田川やだがわ花火はなびを進すすめる会かい

「新あたらしく矢田川やだがわ花火はなびを進すすめる会かい」は、名古屋なごや市し北きた区くの有志ゆうしによって結成けっせいされた特定とくてい非ひ営利えいり活動かつどう法人ほうじん。地元じもとの大学生だいがくせいから40歳さい代だいまでを中心ちゅうしんに構成こうせいされる。大会たいかい廃止はいし後ごに復活ふっかつを願ねがっていたが復活ふっかつせず、自分じぶんらの手てで大会たいかいをもう一度いちど復活ふっかつさせようと、2007年ねん、有志ゆうしらが集あつまって結成けっせいされた。

結成けっせい後ごの動うごき

2007年ねん12月24日にち - 30分間ふんかんだけ復活ふっかつ開催かいさい。70発はつを打うち上あげ、約やく500人にんの観衆かんしゅうを集あつめた。

2008年ねん12月23日にち - さらなる拡大かくだいを目指めざし、2度目どめの復活ふっかつ開催かいさい。300発はつを打うち上あげ、約やく1000人にんの観衆かんしゅうを集あつめた。

2009年ねん12月23日にち - 地域ちいきの人々ひとびとの協力きょうりょくのもと、協賛きょうさん金きん300万まん円えんにて「矢田川やだがわクリスマス花火はなび」と銘打めいうって開催かいさい。これまでで最多さいたの1,000発はつ、約やく3,000人にんの観衆かんしゅうを集あつめた。

2010年ねん2月がつ28日にち - NPO法人ほうじん申請しんせい受理じゅり。

2010年ねん7月がつ7日にち - NPO法人ほうじん取得しゅとく。

2011年ねん現在げんざい - 2012年ねん夏なつ開催かいさいを目指めざし活動かつどう中ちゅう。

参考さんこう文献ぶんけん

• 東海ラジオ放送とうかいらじおほうそう『東海ラジオ放送とうかいらじおほうそう二に十じゅう年ねん史し』東海ラジオ放送とうかいらじおほうそう、1979年ねん。 
• 東海ラジオ放送とうかいらじおほうそう『東海ラジオ放送とうかいらじおほうそう 創立そうりつ50年ねんのあゆみ』東海ラジオ放送とうかいらじおほうそう、2009年ねん11月20日にち。 

外部がいぶリンク

• （日本語にほんご）NPO法人ほうじん 新あたらしく矢田川やだがわ花火はなびを進すすめる会かい