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卓球たっきゅうバレー

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

卓球たっきゅうバレー(たっきゅうバレー)は、なか重度じゅうど身体しんたい障害しょうがいしゃけ(椅子いすすわればすべてのひと参加さんか可能かのう)のスポーツである。

概要がいよう

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名前なまえとおり、基本きほんてきなルールは「卓球たっきゅう」と「バレーボール」を合成ごうせいしたものであり、卓球たっきゅうのようにラケットでボールをうが、卓球たっきゅうだい多数たすうのメンバー(6にんせいおおい)でかこみ、相手あいて打球だきゅうを3かい以内いない相手あいてエリアにかえすということや、タッチネット・オーバーネット・ドリブルなどがバレーボールのルールより採用さいようされている。

卓球たっきゅうともバレーボールともおおきくちがてんは3てん卓球たっきゅうだい中央ちゅうおうられたネットと使用しようするボール・ラケットである。

通常つうじょう卓球たっきゅうのネットは卓球たっきゅうだいとの隙間すきまいが、とう競技きょうぎではだいとネットのあいだにボールがとおるよう隙間すきま(ボール1個いっこ半分はんぶん)をもうけるため通常つうじょうよりたかくセットし、ボールはネットのしたをゴロでころがすかたちうのが基本きほんである。

使用しようだまサウンドテーブルテニス旧称きゅうしょう盲人もうじん卓球たっきゅう)の使用しようだま(サウンドボールという、おとるようにピンだまなか金属きんぞくだまはいっており、ボールの軌道きどう聴覚ちょうかくわかるようになったもの)を流用りゅうようしているが、おとるという目的もくてきではなくたまはずまないようおもくするのが目的もくてきである。

ラケットは通常つうじょう卓球たっきゅうのような楕円だえんがたはしておらず、長方形ちょうほうけいのラバーをらないいたながめのかまぼこばんのよう)で卓球たっきゅうだいすべらせるかたち使用しようする。にぎりにくい選手せんしゅへの配慮はいりょでの加工かこう伸縮しんしゅく包帯ほうたいなどでの固定こてい

最大さいだい特徴とくちょうくるまいすもしくは椅子いすすわって競技きょうぎをすることであり、ぎゃくがったり椅子いす移動いどうさせてしまうことはファウルであり、この意味いみで、健常けんじょうしゃ障害しょうがいしゃもイーブンで参加さんかできるスポーツとえる。

起源きげん

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1974ねんごろに日本にっぽん発祥はっしょうしたスポーツ[1]。そもそもは、近畿きんき地方ちほうすじジストロフィ患者かんじゃ養護ようご学校がっこうでのスポーツ教育きょういく発祥はっしょうである[2]

脚注きゃくちゅう

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外部がいぶリンク

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