大森おおもり千明ちあき

大森おおもり千明ちあき（おおもりちあき、1947年ねん 2月がつ25日にち - 2017年ねん 7月がつ22日にち）は、日本にっぽんのジャーナリスト、元もとジェイ・キャスト取締役とりしまりやく社長しゃちょう・執行しっこう役員やくいん。東京大学とうきょうだいがく卒業そつぎょう。

略歴りゃくれき[編集へんしゅう]

1971年ねん、朝日新聞社あさひしんぶんしゃ入社にゅうしゃ。経済けいざい部ぶ記者きしゃ。
1995年ねん、「アエラ」編集へんしゅう長ちょう就任しゅうにん
「週刊しゅうかん朝日あさひ」編集へんしゅう長ちょう就任しゅうにん。
2001年ねん 1月がつ、朝日新聞社あさひしんぶんしゃ出版しゅっぱん本部ほんぶ長ちょう。
2003年ねん 2月がつ、出版しゅっぱん担当たんとう付づけ。4月がつ、帝京平成大学ていきょうへいせいだいがく非常勤ひじょうきん講師こうし。
2005年ねん 4月がつ、週刊しゅうかん朝日あさひ武富士たけふじ広告こうこくリベート問題もんだいで、当時とうじの編集へんしゅう長ちょうだったため降格こうかくの上うえ停職ていしょく2ヶ月かげつの処分しょぶん。
2006年ねん 1月がつ、朝日新聞社あさひしんぶんしゃ退社たいしゃ。7月がつ、「J-CASTニュース」編集へんしゅう長ちょう。
2010年ねん 6月がつから2016年ねん 6月がつまでジェイ・キャストの取締役とりしまりやく社長しゃちょうを兼務けんむ。
2016年ねん初はじめから体調たいちょうを崩くずし、その後ご、療養りょうように専念せんねんするため、2017年ねん 6月がつに取締役とりしまりやくを退任たいにん。
2017年ねん 7月がつ22日にち、死去しきょ。70歳さい没ぼつ ^[1]。

武富士たけふじ「裏金うらがね」[編集へんしゅう]

『週刊しゅうかん朝日あさひ』が、2000年ねん6月がつから2001年ねん春はるにかけて誌面しめんに掲載けいさいしたグラビア記事きじの取材しゅざい費ひを、消費しょうひ者しゃ金融きんゆう大手おおての武富士たけふじに負担ふたんさせていたもの。企業きぎょうや団体だんたいのタイアップ広告こうこく型がた記事きじの場合ばあい、「企画きかく広告こうこく」「協力きょうりょく○○社しゃ」などと明示めいじするのが普通ふつうだが、この記事きじには一切いっさいの記述きじゅつが無なかった。これについて武富士たけふじ側がわが抗議こうぎしたところ、『週刊しゅうかん朝日あさひ』側がわは「写真しゃしん展てんの開催かいさい」「書籍しょせきの出版しゅっぱん」の際さいに武富士たけふじの社名しゃめいを明記めいきすると約束やくそくしたが、最終さいしゅう的てきにこの約束やくそくも反故ほごにされた。2005年ねん3月、『週刊文春しゅうかんぶんしゅん』の報道ほうどうで事実じじつ関係かんけいが明あきらかになったが、朝日新聞社あさひしんぶんしゃは、自社じしゃの紙面しめんの「週刊文春しゅうかんぶんしゅん」の広告こうこくの一部いちぶを「裏金うらがねという記述きじゅつは誤あやまり」として、黒くろ塗ぬりにした。