宇佐うさ飴あめ

宇佐うさ飴あめ

宇佐うさ飴あめ（うさあめ）は、大分おおいた県けん宇佐うさ市しにある宇佐うさ神宮じんぐう名物めいぶつの土産みやげ菓子かしで、麦芽ばくがともち米まいで作つくった水飴みずあめを練ねった飴あめである。

古代こだいから作つくられているとされ、宇佐うさ神宮じんぐうの祭神さいじんである神功じんぐう皇后こうごうが、同おなじく祭神さいじんである皇子おうじの応神天皇おうじんてんのう（八幡やはた大神だいじん）を育そだてる際さいに、母乳ぼにゅうの代かわりに与あたえた御ご乳ちち飴あめであるとする由緒ゆいしょが伝つたえられている。

かつては宇佐うさ神宮じんぐうの参道さんどうにある仲見世なかみせ商店しょうてん街がいのほぼ全店ぜんてんにあたる約やく20店舗てんぽで手作てづくりされていたが、手間てまがかかることや、作つくり手しゅの高齢こうれい化か等とうのため、現在げんざいは3店てんが機械きかいで製造せいぞうしているのみで、販売はんばいする店舗てんぽも10軒けん程度ていどとなっている

宇佐うさ神宮じんぐうの近隣きんりんにある宇佐うさ市立しりつ宇佐うさ小学校しょうがっこうでは、2013年ねんから地域ちいき文化ぶんか学習がくしゅうとして宇佐うさ飴あめの手作てづくりの体験たいけんを行おこなっている。