岡見おかみ正美まさみ

岡見おかみ正美まさみ

岡見おかみ 正美まさみ（おかみ まさみ、1852年ねん6月1日にち（嘉よしみ永ひさし5年ねん4月がつ14日にち） - 1920年ねん（大正たいしょう9年ねん）11月8日にち）は、大日本帝国だいにっぽんていこく陸軍りくぐん軍人ぐんじん。最終さいしゅう階級かいきゅうは陸軍りくぐん少将しょうしょう。功こう四よん級きゅう。

経歴けいれき

近江おうみ彦根ひこね藩はん領りょう犬上いぬかみ郡ぐん彦根ひこね町まち（滋賀しが県けん犬上いぬかみ郡ぐん彦根ひこね町まちを経へて現げん彦根ひこね市し）出身しゅっしん。士族しぞく・岡見おかみ安やすの長男ちょうなんとして生うまれ、1872年ねん（明治めいじ5年ねん）家督かとくを相続そうぞくする。同年どうねん、陸軍りくぐん歩兵ほへい少尉しょういに任にんじ、台湾たいわん守備しゅび歩兵ほへい第だい5連隊れんたい長ちょう、歩兵ほへい第だい17連隊れんたい長ちょうなどを経へて、1899年ねん（明治めいじ32年ねん）8月がつ、大佐たいさに進すすむ。1902年ねん（明治めいじ35年ねん）11月、陸軍りくぐん少将しょうしょうに進級しんきゅうと同時どうじに予備よび役やくに編入へんにゅうするが、日にち露ろ戦争せんそうの開戦かいせんにより召集しょうしゅうを受うけ1904年ねん（明治めいじ37年ねん）2月がつ、留守るす歩兵ほへい第だい21旅団りょだん長ちょうに補ほされ、1906年ねん（明治めいじ39年ねん）2月がつ、召集しょうしゅう解除かいじょとなった。

栄典えいてん

• 1900年ねん（明治めいじ33年ねん）3月31日にち - 旭日きょくじつ中ちゅう綬章じゅしょう

参考さんこう文献ぶんけん

• 人事じんじ興信所こうしんじょ 編へん『人事じんじ興信録こうしんろく 初版しょはん』人事じんじ興信所こうしんじょ、1903年ねん。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/779810。 
• 外山とやま操みさお 編へん『陸海りくかい軍ぐん将官しょうかん人事じんじ総覧そうらん 陸軍りくぐん篇へん』芙蓉ふよう書房しょぼう出版しゅっぱん、1981年ねん。ISBN 4829500026。 
• 福川ふくかわ秀樹ひでき 編著へんちょ『日本にっぽん陸軍りくぐん将官しょうかん辞典じてん』芙蓉ふよう書房しょぼう出版しゅっぱん、2001年ねん。ISBN 4829502738。