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しょ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

しょ(おかきつけ)、または書付かきつけ(かきつけ)は、書画しょが陶磁器とうじきなどの作者さくしゃめい作品さくひん伝来でんらいめいじ署名しょめい押印おういんなどを、かみいてえたりはこけたりしたもの。書付かきつけ箱書はこがき箱書はこがきともいう。

作品さくひんおさめた「きょうはこ」(その作品さくひんのために用意よういされた専用せんようばこ)にしるされたものを「箱書はこがき」としょうする。権威けんいたか人物じんぶつによるものをとくに「しょ」といい、作品さくひん価値かちたかめる作用さようたす。作者さくしゃ自身じしんによるものもあれば、作品さくひん価値かちたかめることを目的もくてきとして、有力ゆうりょく人物じんぶつ依頼いらいしてされる場合ばあいもある。

著名ちょめいな「しょ」としては、落語らくごはてなの茶碗ちゃわん」に登場とうじょうする茶碗ちゃわん「はてな」にたいしてされたれいがある。どう落語らくごでは、道端みちばたもなき茶店ちゃみせ使用しようされていた、ただのひびれた茶碗ちゃわんが、主人公しゅじんこう勘違かんちがいにより著名ちょめい茶道具ちゃどうぐ大阪おおさか両替りょうがえしょう鴻池こうのいけんでの大騒おおさわぎの中心ちゅうしんとなり、とき関白かんぱく鷹司たかつかさこうんだ和歌わかや、みかど宸筆しんぴつになる「はてな」の「しょ」をるにいたり、1,000りょうけられるにいたる。

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