悪魔あくまはいつもそこに

悪魔あくまはいつもそこに
The Devil All the Time
監督かんとく	アントニオ・カンポス
脚本きゃくほん	アントニオ・カンポス パオロ・カンポス
原作げんさく	ドナルド・レイ・ポロック『The Devil All the Time』
製作せいさく	ジェイク・ジレンホール マックス・ボーン リーヴァ・マーカー ランドール・ポスター
製作せいさく総そう指揮しき	マーク・A・ハマー アニー・マーター ジャレッド・ゴールドマン
出演しゅつえん者しゃ	トム・ホランド ビル・スカルスガルド ライリー・キーオ ジェイソン・クラーク ロバート・パティンソン
音楽おんがく	ダニー・ベンジー ソーンダー・ジュリアーンズ
撮影さつえい	ロル・クロウリー
編集へんしゅう	ソフィア・スベルカソー
製作せいさく会社かいしゃ	ナイン・ストーリーズ・プロダクションズ ボーダーライン・フィルムズ
配給はいきゅう	Netflix
公開こうかい	2020年ねん9月16日にち
上映じょうえい時間じかん	138分ふん
製作せいさく国こく	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
言語げんご	英語えいご

『悪魔あくまはいつもそこに』（原題げんだい:The Devil All the Time）は、2020年ねんに配信はいしんされたアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのスリラー映画えいがである。監督かんとくはアントニオ・カンポス、主演しゅえんはトム・ホランドが務つとめた。本ほん作さくはドナルド・レイ・ポロックが2011年ねんに上梓じょうしした小説しょうせつ『The Devil All the Time』を原作げんさくとしている。

概略がいりゃく

オハイオ州しゅうノッケンスティフ。アーヴィン・ラッセルは自分じぶんとその家族かぞくを守まもるべく、亡なき父ちちにまつわるトラウマを克服こくふくしようとしていた。そんなアーヴィンの周まわりに邪悪じゃあくな者ものたち―強盗ごうとうで生計せいけいを立たてるカップル、腐敗ふはいした保安ほあん官かん、俗世ぞくせの欲よくにまみれた牧師ぼくし―が集たかったとき、世よにもおぞましい惨劇さんげきが引ひき起おこされてしまう。

キャスト

※括弧かっこ内ないは日本語にほんご吹ふき替かえ。

• アーヴィン・ラッセル - トム・ホランド（榎木えのき淳あつし弥わたる）
  • 9歳さいのアーヴィン・ラッセル - マイケル・バンクス
• ウィラード・ラッセル - ビル・スカルスガルド（田村たむら真しん）
• サンディ・ヘンダーソン - ライリー・キーオ（木村きむら香かおり央ひさし里さと）
• カール・ヘンダーソン - ジェイソン・クラーク（関口せきぐち雄吾ゆうご）
• リー・ボーデッカー保安ほあん官かん - セバスチャン・スタン（白石しらいし充たかし）
• シャーロット・ラッセル - ヘイリー・ベネット（生田いくたひかる）
• レノラ・ラファーティ - エリザ・スカンレン（花園はなぞの愛美まなみ）
  • 子供こども時代じだいのレノラ・ラファーティ - エヴァー・エロワーズ・ランドラム
• ヘレン・ハットン - ミア・ワシコウスカ（木村きむら涼香りょうか）
• プレストン・ティーガーディン牧師ぼくし - ロバート・パティンソン（櫻井さくらい孝宏たかひろ）
• ロイ・ラファーティ - ハリー・メリング（玉木たまき雅士まさし）
• テイター・ブラウン - ダグラス・ホッジ
• セオドア - ポーキー・ラファージ（村井むらい雄治ゆうじ）
• ナレーター - ドナルド・レイ・ポロック（石田いしだ圭けい祐ゆう）
• その他たの日本語にほんご吹ふき替かえ出演しゅつえん者しゃ - 宮崎みやざき敦あつし吉きち、松嶋まつしま潤じゅん、露崎つゆさき亘わたる、伊藤いとう亜あ祐美ひろみ、新しん祐樹ゆうき、谷口たにぐち誠まこと太郎たろう、篠原しのはら彰宏あきひろ、城戸きどまどか

日本にっぽん版ばんスタッフ

• 字幕じまく翻訳ほんやく　山田やまだ恵子けいこ
• スタジオ - Glovision Inc.
• 演出えんしゅつ - 吉田よしだ啓介けいすけ
• 吹替翻訳ほんやく - 伊原いはら奈津子なつこ
• 調整ちょうせい - 藤田ふじた寛大かんだい
• 録音ろくおん - 村田むらた涼すずか

製作せいさく

2018年ねん9月6日にち、アントニオ・カンポス監督かんとくの新作しんさく映画えいがにトム・ホランド、ロバート・パティンソン、ミア・ワシコウスカ、クリス・エヴァンスが起用きようされる見込みこみだと報ほうじられた。2019年ねん1月がつ、ビル・スカルスガルドとエリザ・スカンレンの出演しゅつえんが決きまった。2月14日にち、スケジュールの都合つごうでエヴァンスが降板こうばんすることになり、セバスチャン・スタンが代役だいやくとして起用きようされたとの報道ほうどうがあった。20日はつか、ヘイリー・ベネット、ライリー・キーオ、ジェイソン・クラークの起用きようが発表はっぴょうされた。3月、ハリー・メリングがキャスト入いりした。

撮影さつえい・音楽おんがく

本ほん作さくの主要しゅよう撮影さつえいは2019年ねん2月がつ19日にちにアラバマ州しゅうバーミングハムで始はじまり、同年どうねん4月がつ19日にちに終了しゅうりょうした。11月20日にち、ダニー・ベンジーとソーンダー・ジュリアーンズが本ほん作さくで使用しようされる楽曲がっきょくを手掛てがけるとの報道ほうどうがあった。2020年ねん9月がつ16日にち、ABKCOレコーズが本ほん作さくのサウンドトラックを発売はつばいした

マーケティング

2020年ねん8月がつ3日にち、本ほん作さくの劇げき中ちゅう写真しゃしんが初はじめて公開こうかいされた。13日にち、本ほん作さくのオフィシャル・トレイラーが公開こうかいされた。

評価ひょうか

本ほん作さくは批評ひひょう家かから好意こうい的てきに評価ひょうかされている。映画えいが批評ひひょう集積しゅうせきサイトのRotten Tomatoesには156件けんのレビューがあり、批評ひひょう家か支持しじ率りつは65%、平均へいきん点てんは10点てん満点まんてんで6.3点てんとなっている。サイト側がわによる批評ひひょう家かの見解けんかいの要約ようやくは「『悪魔あくまはいつもそこに』のストーリーは人間にんげんの暗部あんぶへと沈潜ちんせんしていくばかりで、鑑賞かんしょうが苦痛くつうに感かんじられる者ものもいるだろう。しかし、出演しゅつえん者しゃたちの見事みごとな演技えんぎのお陰かげで、その欠点けってんは相殺そうさいされている。」となっている。また、Metacriticには36件けんのレビューがあり、加重かじゅう平均へいきん値ちは54/100となっている。

外部がいぶリンク

• 悪魔あくまはいつもそこに - Netflix
• The Devil All the Time - IMDb（英語えいご）