日原ひのはら林道りんどう

日原ひのはら林道りんどう（にっぱらりんどう）は、東京とうきょう都と奥多摩おくたま町まち日原ひのはらにある林道りんどうの一ひとつ。全長ぜんちょう約やく8km。正式せいしき名称めいしょうは「林道りんどう日原にっぱら線せん」。

起点きてんは日原ひのはら鍾乳洞しょうにゅうどうバス停ばすてい付近ふきん。途中とちゅうに八丁はっちょう橋きょうがあり、八丁はっちょう橋きょう付近ふきんにゲートがある。林道りんどうの終点しゅうてんには四よん輪りん車しゃがUターンできるくらいの広ひろいスペースがある。

水源すいげん林りん管理かんり目的もくてきのほか、雲取山くもとりやまへの登山とざんや渓流けいりゅう釣づりのアクセスにも使つかわれる。日原ひのはら林道りんどうは、一般いっぱん車両しゃりょう通行つうこう禁止きんしであるものの、通行つうこうしている一般いっぱん車両しゃりょうは少すくなくない。

林道りんどうの状況じょうきょう

路面ろめんはダートであり、荒あれている箇所かしょもあるので、舗装ほそう路用ろようタイヤでの走行そうこうは好このましくない。ガードレールはない。他たの林道りんどうと同おなじく走行そうこうには十分じゅうぶん注意ちゅういが必要ひつよう。

2006年ねん5月がつ12日にちに、日原ひのはら林道りんどうを走行そうこう中ちゅうの50cc原付げんつきバイク運転うんてん手しゅが熊くまに襲おそわれるという事故じこが発生はっせいした。奥多摩おくたまでは毎年まいとしのように熊くまに人間にんげんが襲おそわれる事故じこが発生はっせいしている。

八丁はっちょう橋きょうまでは、概おおむね一年中いちねんじゅう通行つうこう可能かのうだが、大雨おおあめや工事こうじなどで通行つうこうできない場合ばあいもある。冬季とうきは積雪せきせつや路面ろめん凍結とうけつがあるので相応そうおうのタイヤが必要ひつよう。

6.5キロポストの標識ひょうしきを過すぎたところに、唐松からまつ谷たに下降かこう点てんがある。また、7.5キロポストの標識ひょうしきを過すぎたところに、大だいダワ林道りんどう入口いりくちがある。

八丁はっちょう橋きょうゲート

八丁はっちょう橋きょうにゲートがある。ゲートは、開ひらいていることが多おおいが、閉鎖へいさしていることもある。ゲートが閉鎖へいさしている場合ばあいは、八丁はっちょう橋きょう付近ふきんに数すう台だい分ぶんの駐車ちゅうしゃスペースがあるので、ここに駐車ちゅうしゃして歩あるく。最近さいきんの八丁はっちょう橋きょうゲート閉鎖へいさ状じょう況きょうとしては、2006年ねん3月がつに、八丁はっちょう橋きょうのすぐ先さきで道路どうろが大だい崩落ほうらくし、翌よく2007年ねん3月がつまで約やく1年間ねんかんに及およぶ閉鎖へいさとなった。その後ごも、大雨おおあめや工事こうじのため、時折ときおり閉鎖へいさしている。