滑川なめかわ渓谷けいこく

座標ざひょう: 北緯ほくい33度ど46分ふん22.521秒びょう東経とうけい133度ど0分ふん18.346秒びょう / 北緯ほくい33.77292250度ど東経とうけい133.00509611度ど / 33.77292250; 133.00509611 滑川なめかわ渓谷けいこく（なめかわけいこく）は愛媛えひめ県けん東ひがし温ゆたか市し海上かいじょう（かいしょ）に位置いちする渓谷けいこく。四国しこく八はち十じゅう八景はっけい62番ばんに「自然しぜんが創つくり出だした芸術げいじゅつの世界せかい」として選定せんてい^[1]。

概要がいよう

中山川なかやまがわの支流しりゅうである滑川なめかわに亘わたる渓谷けいこくで、周囲しゅういを四国しこく山地さんちの高こう峻たかしな山々やまやまに囲かこまれ、入口いりくち付近ふきんで標高ひょうこう525メートルに達たっする。皿さらヶ峰ほう連峰れんぽう県立けんりつ自然しぜん公園こうえんにあり、約やく1kmの遊歩道ゆうほどうが整備せいびされている。四国しこくのみずべ八はち十じゅう八はちカ所かしょ56番ばん。

ナメラ岩がんと呼よばれる一枚岩いちまいいわが約やく1km続つづく上うえを水みずが流ながれ、その中なかを木きの橋はしで渡わたったり、水みずに濡ぬれながら渡わたったりと渓流けいりゅうに親したしみながら水みずの近ちかくを散策さんさくする遊歩道ゆうほどうであり、両側りょうがわの岩いわ壁かべは砂礫されき岩がんが長ながい年月としつきで浸食しんしょくされた岩肌いわはだとなる渓谷けいこくである。一番いちばんの見みどころは遊歩道ゆうほどうの終点しゅうてんで白しろく一筋ひとすじに流ながれる奥おくの滝たきのある龍りゅうの腹はらと呼よばれる三さん方ぽうを岩いわ壁かべで囲かこまれ空そらは木々きぎで鬱蒼うっそうとし昼ひるでも薄暗うすぐらい幽かそけ麗うららな空間くうかんである^[2]。

経路けいろ

上流じょうりゅうに向むかって、潮しお嶽だけ、前まえの滝たき、龍りゅうの尾お、箕み渕ふち、熊くまの爪つめ、犬いぬくぐり、龍りゅうの腹はら、奥おくの滝たきと名付なづけられた部分ぶぶんがある。駐車ちゅうしゃ場じょうからの入口いりくちから行いくと潮しお嶽だけ、前まえの滝たきは通とおらず、休憩きゅうけい所しょの滑川なめかわ清流せいりゅうハウスと最後さいごのお手洗てあらいから始はじまりその先さきの中なかの原はらから奥おくの滝たきまで600mであり途中とちゅう3m程ほどの鉄てつ梯子はしごを上のぼる箇所かしょが一いちか所しょある。潮しお嶽だけへは、お手洗てあらいの先さきを左ひだりに下おりて5m程ほどの鉄てつの梯子はしごを四よんか所しょ降おりて下流かりゅうに向むかうと途中とちゅうに前まえの滝たきがあり250mで潮しお嶽だけがありその先さきの赤あかい橋はしを渡わたって下くだって行いくと県道けんどうに出でるが、こちら方向ほうこうには人通ひとどおりが少すくないので道みちが不鮮明ふせんめいな部分ぶぶんがある。