疑似ぎじえさ

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さかなした形状けいじょう色彩しきさいルアー

擬似ぎじえさ(ぎじえ)とは、さかなさいに、本来ほんらいさかなべないものえさとしてもちいるもの。はり部分ぶぶんふくめてぶことがおおいが、一部いちぶルアーやソフトルアー(ワーム)など、はりいていない状態じょうたい販売はんばいされているものもある。本来ほんらい用字ようじ疑似ぎじえさ[1]

擬似ぎじえさにはさかな自然しぜんなかべている昆虫こんちゅうしょうさかななどにせて、「マッチ・ザ・ベイト」や「マッチ・ザ・ハッチ」のかんがえでつくられたものと、自然しぜんかいには存在そんざいしない形状けいじょうひかりおとのアピールでさかな関心かんしんくものがある。

木製もくせいまた合成ごうせい樹脂じゅしせいさかなかたちまた対象たいしょうとなるえさとなる生物せいぶつをデフォルメしてした擬似ぎじえさ本来ほんらい肉食にくしょく対象たいしょうぎょよう擬似ぎじえさだが、まれに草食そうしょくぎょ反射はんしゃてきれることもある。

イイダコをるためのイイダコテンヤ

擬似ぎじえさおおきさ、用途ようとによってフックとばれるはりが1~4ほんほど擬似ぎじえさ下部かぶまた側部そくぶ装備そうびされている。また、えさやスッテとばれる日本にっぽんのイカよう擬似ぎじえさには、かさじょうでかえしの特殊とくしゅはりけられている。なお、フライなどのもうはりには、そのままはりいている。

擬似ぎじえさ捕食ほしょく対象たいしょうならば対象たいしょうぎょくちに、攻撃こうげき対象たいしょうならくちまたはスレかりとしてからだのどこかにフックがかるしくみとなっている。

おおきさは様々さまざまで、ピーナッツ~ワインボトル以上いじょうおおきさまで多種たしゅ多様たよういろ模様もようのパターンも非常ひじょう多岐たきにわたっている。

タイプとしては、水面すいめんくタイプ・しずむタイプ・水中すいちゅう静止せいしするタイプ、リップといういたじょうのものを抵抗ていこうにしてしずむタイプとうなどがあり、ルアーのトップウォータープラグやリップのいたルアー(ミノーやクランクベイト)は基本きほんてきうわき(フローティングタイプ)、ジグやスプーン、スピナーとばれる金属きんぞくせいのルアーやえさ基本きほんてきしずみ(シンキングタイプ)、一部いちぶのリップきルアーは水中すいちゅう静止せいしないしごくゆっくりくかしずむかする(サスペンドタイプ)。

フライを使つかったり(スロベニア

アピールの仕方しかたについては、プラグ自身じしんうごきによってアピールするタイプ・水面すいめんあわをたて、はじけるおとでアピールするタイプ・みず抵抗ていこう利用りようして振動しんどうするタイプ・表面ひょうめん塗装とそうにより様々さまざまいろ反射はんしゃさせるタイプ・音源おんげんとなる金属きんぞくだままたはそれにじゅんじたおと発生はっせいするものをプラグない内蔵ないぞうしているもの・上記じょうきふくあいタイプなどがあり、またさかなうごきに非常ひじょうちかづけたものもある。

おも擬似ぎじえさ[編集へんしゅう]

擬似ぎじえさ使つかったつりほう[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]