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監護かんごけん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

監護かんごけん(かんごけん)とは、親権しんけん構成こうせいする権利けんりひとつ。

親権しんけんしゃ保護ほごしゃなど)の未成年みせいねんしゃたいする権利けんりとして、民法みんぽう規定きていされる(民法みんぽう820じょう)。

内容ないよう

[編集へんしゅう]

親権しんけん内容ないようとしては、身上しんじょう監護かんごけん財産ざいさん管理かんりけん法定ほうてい代理だいりけんなどがあるが、このうちの身上しんじょう監護かんごけんとく監護かんごけんぶ。

監護かんごけん身上しんじょう監護かんごけん)の内容ないようつぎとおりである。

があたる。 居所きょしょ指定していけん法定ほうてい代理だいりけんによる住民じゅうみんひょう異動いどうとどけなど)は親権しんけんぞく監護かんごけんにはぞくさない。かつて民法みんぽう822じょう規定きていがあった懲戒ちょうかいけんぞくしていた。

監護かんごけん内容ないようはしばしば同時どうじ義務ぎむ形成けいせいする場合ばあいがある。監護かんごおこたった結果けっか、その保護ほごする子女しじょ身体しんたい生命せいめい安全あんぜん危険きけんしょうじた場合ばあい保護ほご責任せきにんしゃ遺棄いきざい処罰しょばつされることがある。なお、離婚りこんがあった場合ばあい親権しんけんしゃ監護かんごけんしゃとが別々べつべつさだめられるケースがある(民法みんぽう766じょう、771じょう)。