禾眞流りゅう

禾眞流りゅう（かしんりゅう）は、油井ゆい眞しん次じが2007年ねんに創そう流ながした居合いあい術じゅつ、護身ごしん術じゅつの流派りゅうは。広島ひろしま県けん内うちに2ヶ所かしょの小規模しょうきぼな道場どうじょうがある。

名称めいしょうについて

臨済宗りんざいしゅうの西山にしやま禾山から一いち字じをとり、外見がいけんでは無なく心しんの根底こんていにある眞しんを会得えとくするためと名なづけられる。

正式せいしき名称めいしょうは「禾眞流りゅう聡さとし武道ぶどう」（かしんりゅうそうぶどう）、武道ぶどうを聡明そうめいに捉とらえるという意味合いみあいを持もつ。

開祖かいそについて

油井ゆい眞しん次じは、1926年ねん（大正たいしょう15年ねん）広島ひろしま県けん広島ひろしま市しに生うまれる。

戦中せんちゅうは大日本帝国だいにっぽんていこく海軍かいぐんに入隊にゅうたい、特攻隊とっこうたいに志願しがんするも出撃しゅつげきの直前ちょくぜんに終戦しゅうせんを迎むかえる。

戦前せんぜんから剣道けんどうに精通せいつうし、戦後せんごは無双むそう直伝じきでん英信えいしん流りゅうを福井ふくい虎雄とらおから、少林寺拳法しょうりんじけんぽうを宗道そうどう臣しんから学まなび、空手からて道どう他ほかにも精進しょうじんした。