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そらのキャンバス

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そらのキャンバス
ジャンル 少年しょうねん漫画まんが体操たいそう競技きょうぎ
漫画まんが
作者さくしゃ 今泉いまいずみ伸二しんじ
出版しゅっぱんしゃ 集英社しゅうえいしゃ
掲載けいさい 週刊しゅうかん少年しょうねんジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス
発表はっぴょうごう 1986ねん33ごう - 1987ねん41ごう
発表はっぴょう期間きかん 1986ねん-1987ねん
巻数かんすう ぜん7かん
テンプレート - ノート

そらのキャンバス』(そらのキャンバス)は、今泉いまいずみ伸二しんじによる漫画まんが作品さくひん。『週刊しゅうかん少年しょうねんジャンプ』(集英社しゅうえいしゃ)1986ねん33ごうから1987ねん41ごうまで連載れんさいされた。

集英社しゅうえいしゃジャンプ・コミックスレーベルよりぜん7かん発行はっこうされ、のちにワイドばん(ジャンプコミックスセレクション)ぜん5かん文庫ぶんこばん集英社しゅうえいしゃ文庫ぶんこぜん5かん発行はっこうされている。

2017ねん3がつ30にちより日本文芸社にほんぶんげいしゃのWEBコミックサイト「ゴラクエッグ」にてリメイクばん「VIVA!!そらのキャンバス」が連載れんさいちゅう

概要がいよう

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この作品さくひん連載れんさいされたのは、ロス五輪ごりんソウル五輪ごりん期間きかんである。作中さくちゅう登場とうじょうするゆかにおけるさんかい宙返ちゅうがえりは1980年代ねんだいには開発かいはつわざであり、のちワレリー・リューキン発表はっぴょうした。ほかにも、鉄棒てつぼうしんマルケロフ1かいひねり(ウェルストロム)などが実現じつげんした。

あらすじ

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幼少ようしょうにヒーローを気取きどっていた太一たいちまえあらわれた「あいつ」は、かれ月面げつめん宙返ちゅうがえ披露ひろうする。その消息しょうそくった「あいつ」に再会さいかいして勝負しょうぶいどむため、中学生ちゅうがくせいになった太一たいち体操たいそうはじめる。順調じゅんちょう成長せいちょうする太一たいちだが、「あいつ」をたすけるために幼年ようねんった背中せなかだい怪我けがが、そのからだむしばんでいた。

おも登場とうじょう人物じんぶつ

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北野きたの 太一たいち(きたの たいち)
主人公しゅじんこうの14さい少年しょうねん清流せいりゅう体操たいそうクラブ所属しょぞく赤城あかぎ下宿げしゅくしている。「あいつ」に再会さいかい勝負しょうぶいどむため、体操たいそうはじめた。天真爛漫てんしんらんまんでつかみどころのない飄々ひょうひょうとした性格せいかくだが、天性てんせい体操たいそうセンスをほこる。幼少ようしょうっただい怪我けが原因げんいん神経しんけいけい重病じゅうびょうがあり、生命せいめい危険きけんきまとう。
赤城あかぎ 榛名はるな(あかぎ はるな)
ほんさくのヒロイン、13さい少女しょうじょ清流せいりゅう体操たいそうクラブ所属しょぞく体操たいそう日本にっぽん女子じょしジュニアチャンピオン。幼少ようしょうおとこっぽかった。自身じしん太一たいちとをむすぶ「ある出来事できごと」をり、苦悩くのうする。
赤城あかぎ さん太郎たろう(あかぎ やまたろう)
榛名はるなちちで、清流せいりゅう体操たいそうクラブのコーチ。太一たいち事情じじょう身元みもとけ、体操たいそう教授きょうじゅする。
けん苦労くろう(けんくろう)
太一たいち幼馴染おさななじみ。モヒカンに上半身じょうはんしんはだかかわのベストをている。「あいつ」の正体しょうたいっていたものの、それをかくして太一たいちをサポートした。
たで 沙織さおり(たてしな さおり)
作中さくちゅうにおける「一昨年いっさくねん体操たいそう日本にっぽん女子じょしジュニアチャンピオン」。太一たいち榛名はるな知人ちじんであり、太一たいちがリハビリちゅう出会であって一目惚ひとめぼれし、「あいつ」にったら結婚けっこんしてしいと求婚きゅうこんされている。
鳴海なるみ(なるみ)
雑誌ざっし体操たいそうジャーナル」記者きしゃ赤城あかぎコーチのした体操たいそう選手せんしゅとして活躍かつやくしたが、怪我けが挫折ざせつした過去かこをもつ。榛名はるなにはあにのような存在そんざい。かつて自身じしんだい怪我けがった「後方こうほうしんさんかいひねり」を太一たいちおしえる。
五十嵐いがらし しゅん(いがらし しゅん)
太一たいちの「あいつ」を名乗なの少年しょうねん。C.ドロノワコーチの指導しどう体操たいそうはじめた。共演きょうえんかい太一たいち対決たいけつする。幼年ようねんおんな間違まちがえられたほどの美少年びしょうねん天涯孤独てんがいこどく少年院しょうねんいんにいたが、じつ美咲みさきという少女しょうじょ手術しゅじゅつだいのために大金たいきんぬすんだ青年せいねん身代みがわりとしてはいり、出所しゅっしょ鳴海なるみ才能さいのう気付きづいて体操たいそう選手せんしゅになる。本当ほんとうは「あいつ」ではなく、ゆか運動うんどうだい怪我けがったときにそれをかし、ムーンサルトをめた太一たいちあこがれていたことを吐露とろした。
たき 浩太郎こうたろう(たき こうたろう)
立国りっこく病院びょういん医師いし太一たいちやあずさの主治医しゅじい
倉崎くらさき 麗華れいか(くらさき れいか)
倉崎くらさき重工じゅうこう会長かいちょうむすめ太一たいち好意こうい強引ごういん手法しゅほう交際こうさいせまるが、天然てんねん太一たいち気付きづかない。
あずさ
下半身かはんしん麻痺まひわずら少女しょうじょ入院にゅういんちゅう太一たいち出会であい、かれの「あいつ」さがしを応援おうえんする。太一たいちおな病気びょうきかかえるため、太一たいちとはしたしい。死期しきさとり、最後さいごねがいとして病院びょういんして太一たいち応援おうえんするが、会場かいじょういのちとす。
鶴巻つるまき こう(つるまき こうじ)
体操たいそう日本にっぽん男子だんしジュニアチャンピオン。個人こじんてき感情かんじょうから強化きょうか合宿がっしゅく太一たいちをいじめるが、太一たいち病気びょうきと「あいつ」との過去かこ改心かいしんした。
エレナ・シュトロワ
ソ連それん女子じょし体操たいそう選手せんしゅ消息しょうそく不明ふめいとなっている日本人にっぽんじんははさが手段しゅだんとして、体操たいそう有名ゆうめいになることを目指めざす。体操たいそうにおいては榛名はるな凌駕りょうがする能力のうりょくほこる。日本にっぽん体操たいそう協会きょうかい会長かいちょう夫人ふじん実母じつぼだと気付きづくが、あえて自分じぶんむすめだと名乗なのらなかった。

用語ようご

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あいつ
太一たいち再会さいかいのぞ少年しょうねんじつは「少年しょうねん」ではなかったが、それを太一たいちらずに消息しょうそくいかけている。
まち(きだちょう)
太一たいちけん苦労くろう故郷こきょう。「あいつ」はこのまち高台たかだいにある公園こうえん月面げつめん宙返ちゅうがえりを披露ひろうした。
マント
太一たいちが「あいつ」から大切たいせつにしているボロボロのマント。赤地あかじにハートマークでかこまれた「す」の文字もじ刺繍ししゅうされている。
清流せいりゅう学園がくえん中等ちゅうとう(せいりゅうがくえんちゅうとうぶ)
太一たいち榛名はるな麗華れいかかよ学園がくえん
清流せいりゅう体操たいそうクラブ(せいりゅうたいそうくらぶ)
太一たいち榛名はるな所属しょぞくする体操たいそうクラブ。かつては鳴海なるみ所属しょぞくしたが、榛名はるな以外いがい有力ゆうりょく選手せんしゅ育成いくせいされていないと揶揄やゆされる。
さいてい(さいってい)
榛名はるな太一たいちたいする口癖くちぐせ
共演きょうえんかい(きょうえんかい)
体操たいそう競技きょうぎ大会たいかいのひとつ。太一たいちしゅんたたかった大会たいかい
後方こうほうしんさんかい宙返ちゅうがえさんかいひねり(こうほうしんしん3かいちゅうがえり3かいひねり)
オランダロッテルダムおこなわれた体操たいそう競技きょうぎ世界せかい選手権せんしゅけん大会たいかいにおいて、ゆかの種目しゅもく太一たいち披露ひろうした奇跡きせきかみわざ。なお、現実げんじつ世界せかいでこれを披露ひろうした選手せんしゅ存在そんざいしない。榛名はるなは「そらのキャンバスにえがいたわざ」と形容けいようした。

書誌しょし情報じょうほう

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単行本たんこうぼん

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  • 今泉いまいずみ伸二しんじそらのキャンバス』集英社しゅうえいしゃ〈ジャンプ・コミックス〉、ぜん5かん
    1. 1997ねん3がつ発売はつばい ISBN 978-4834215519
    2. 1997ねん4がつ発売はつばい ISBN 978-4834215526
    3. 1997ねん5がつ発売はつばい ISBN 978-4834215533
    4. 1997ねん6がつ発売はつばい ISBN 978-4834215540
    5. 1997ねん7がつ発売はつばい ISBN 978-4834215557

コミック文庫ぶんこばん

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  • 今泉いまいずみ伸二しんじそらのキャンバス』集英社しゅうえいしゃ集英社しゅうえいしゃ文庫ぶんこ〉、ぜん5かん
    1. 2001ねん2がつ発売はつばい ISBN 978-4086176118
    2. 2001ねん2がつ発売はつばい ISBN 978-4086176125
    3. 2001ねん4がつ発売はつばい ISBN 978-4086176132
    4. 2001ねん4がつ発売はつばい ISBN 978-4086176149
    5. 2001ねん4がつ発売はつばい ISBN 978-4086176156

反響はんきょう

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Webメディア『ミドルエッジ』は「主人公しゅじんこうとか、作品さくひんている登場とうじょう人物じんぶつすごいていたイメージです。それこそ毎週まいしゅうだれかかしらなみだながしていたがしますね・・。あつ作品さくひんだとおもいます。」[1]佐藤さとう秀峰しゅうほうは「少年しょうねんのための少年しょうねん漫画まんがだとおもいます。すばらしい!!!」[2]じゃまおくんは「感動かんどうてきストーリーでジャンプ読者どくしゃ多大ただいなインパクトをのこしました。」とひょうしている[3]

脚注きゃくちゅう

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出典しゅってん

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