脾臓ひぞう摘出てきしゅつ術じゅつ

脾臓ひぞう摘出てきしゅつ術じゅつ（ひぞうてきしゅつじゅつ、英えいSplenectomy）とは、脾臓ひぞうを摘出てきしゅつする手術しゅじゅつのこと。

適応てきおう

脾臓ひぞう摘出てきしゅつ術じゅつが選択せんたくされる場合ばあいは以下いかの通とおり。

• 悪性あくせい腫瘍しゅようの転移てんい

胃癌いがん

• 多た臓器ぞうき摘出てきしゅつによる影響えいきょう

膵臓すいぞう尾お部ぶの摘出てきしゅつ

• 血液けつえき疾患しっかん

特発とくはつ性せい血小板けっしょうばん減少げんしょう性せい紫斑しはん病びょう(ITP)・遺伝いでん性せい球状きゅうじょう赤血球せっけっきゅう症しょう・ポルフィリン症しょう

• 損傷そんしょう

外傷がいしょう・術中じゅっちゅう合併症がっぺいしょう

術後じゅつご

脾臓ひぞう摘出てきしゅつによる影響えいきょうは日常にちじょう生活せいかつにおいてはほとんどないが、稀まれに細菌さいきん感染かんせん症しょうの重症じゅうしょう化かを生しょうじる危険きけん性せいもあり、肺炎はいえん球菌きゅうきんワクチンの接種せっしゅ等とうを勧すすめられることも多おおい。