荒あら隈くま城じょう

logo荒あら隈くま城じょう; （島根しまね県けん）
別名べつめい	荒あら骸むくろ城じょう、洗あらい合ごう城じょう
城郭じょうかく構造こうぞう	連れん郭くるわ式しき山城やましろ
天守てんしゅ構造こうぞう	なし
築城ちくじょう主ぬし	毛利もうり元就もとなり
築城ちくじょう年ねん	永えい禄ろく5年ねん（1562年ねん）
主おもな城主じょうしゅ	毛利もうり元就もとなり
廃はい城じょう年ねん	永えい禄ろく10年ねん（1567年ねん）
遺構いこう	土ど塁るい、堀ほり
指定してい文化財ぶんかざい	なし
位置いち	北緯ほくい35度ど28分ふん13.65秒びょう東経とうけい133度ど2分ふん2.73秒びょう / 北緯ほくい35.4704583度ど東経とうけい133.0340917度ど
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荒あら隈くま城じょう（あらわいじょう）は、島根しまね県けん松江まつえ市し国屋くや町まちにあった日本にっぽんの城しろ。

概要がいよう

宍道湖しんじこに突つき出だす丘陵きゅうりょう端はしに位置いちし、現在げんざい丘陵きゅうりょうの東西とうざいは佐田さた・松江まつえ方面ほうめん共どもに陸地りくちとなっているが、当時とうじは佐田さた水海みずうみと湿地しっち帯たいが拡ひろがっており、天然てんねんの要害ようがいをなしていた。

白しろ鹿しか城じょう攻ぜめに先立さきだち毛利もうり元就もとなりにより築城ちくじょうされたが、宍道湖しんじこに面めんし水運すいうんの利りもあることから、白しろ鹿しか城じょうの落城らくじょう後ごも尼子あまこ氏しが降ふるまで出雲いずも侵攻しんこうの拠点きょてんとして機能きのうした。

関ヶ原せきがはらの戦たたかいの後のち、出雲いずもに封ふうじられた堀尾ほりお氏しが再さい取立とりたてを検討けんとうしたが、石高こくだかに比ひして城しろ域いきが広大こうだいとの忠ただし氏しの意見いけんを入いれて亀田山かめだやまを選せん地ちし、以後いご城郭じょうかくとして使用しようされることはなかった。