行間ぎょうかん穴あな

行間ぎょうかん穴あな（こうかんけつ）は、足あしの厥陰肝きも経けいに所属しょぞくする2の経穴けいけつである。同どう経けいの滎火穴あなである。

名前なまえの由来ゆらい

行くだりは通過つうか、間あいだは二ふたつのものに挟はさまれた間あいだを意味いみし、足あしの第だい1・第だい2指ゆびの間あいだの陥おちい凹にあることから名なづけられた。

部位ぶい

左右さゆうの第だい1外側そとがわ中ちゅう足あし指ゆび節ぶし関節かんせつの前まえに取と穴あなする。

効能こうのう

月経げっけい過多かた、閉経へいけい、月経げっけい痛つう、白しろ帯たい、陰部いんぶ痛つう、遺尿いにょう、淋疾りんしつ、疝気せんき、胸むね脇わき満みつる痛つう、しゃっくり、咳嗽がいそう、未み消化しょうか便びん、頭痛ずつう、眩暈げんうん、目め赤あか痛つう、視神経ししんけい萎縮いしゅく、中風ちゅうぶ、てんかん、小児しょうにの引ひきつけ、不眠ふみん、顔面がんめん神経しんけい麻痺まひ、膝ひざ腫しゅ、下肢かし内側うちがわ痛つうなどに使つかわれる。