豊洲とよす橋きょう

豊洲とよす橋きょう（とよすばし）は、豊洲とよす運河うんがをまたぎ、東京とうきょう都と江東こうとう区く豊洲とよす三さん丁目ちょうめと同区どうく越中島えっちゅうじま三さん丁目ちょうめを結むすぶ区く道どう橋はしである。現在げんざい、旧きゅう橋はしの撤去てっきょと新橋しんばしの架設かせつが行おこなわれており、2009年ねん3月がつには旧きゅう橋はしから一部いちぶ完成かんせいした新橋しんばしへ交通こうつうの振ふり替かえが行おこなわれた。

概要がいよう[編集へんしゅう]

1961年ねん3月がつに架設かせつされた旧きゅう豊洲とよす橋きょうは、上下じょうげ一いち車線しゃせんで長ながさは108.9メートル、幅員ふくいんは11.2メートルと狭せまいうえに、歩道ほどうが西側にしがわにしか無なかった。この周辺しゅうへんでは、豊洲とよすと越中島えっちゅうじま・木場きば方面ほうめんを結むすぶ橋はしはこの橋はししか無なく、地元じもと住民じゅうみんには不便ふべんとなっていた。さらに隣となりの朝凪あさなぎ橋きょうと同様どうように勾配こうばいがきつい。

また、豊洲とよす地区ちくの開発かいはつにより交通こうつう量りょうの増加ぞうかも見込みこまれることから、豊洲とよす橋きょう整備せいび事業じぎょうにおいて旧きゅう橋はしの撤去てっきょと新あらたな橋はしの架設かせつが行おこなわれている^[1]。橋はしを通行止つうこうどめにして施工しこうすることができないため、まず第だい1期き工事こうじ（2005年ねん～2009年ねん）において、旧きゅう橋はしの南側みなみがわに新あらたな橋はしを掛かけ、交通こうつうを新橋しんばしに振ふり返かええた。

第だい2期き工事こうじ（2009年ねん～2013年ねん完了かんりょう予定よてい）において旧きゅう橋はしの撤去てっきょを行おこない、同地どうちに新あらたな橋はしを架かけ、1期きと2期きの橋はしを合あわせて工事こうじは完了かんりょうする。

完成かんせいすると、上下じょうげ三さん車線しゃせん、橋はし長ちょう120.8メートル、幅員ふくいん36メートルとなり、幅はば5.1mの歩道ほどうが両側りょうがわに付つく。また、同どう橋はしと接続せつぞくする都と計けい道みち補助ほじょ199号線ごうせん・同どう200号線ごうせんも幅員ふくいん36メートルに拡幅かくふくし、交通こうつう渋滞じゅうたい緩和かんわを図はかる。