赫明堂どう

赫 明あかり堂どう（かく めいどう、He Mingtang、? - 1872年ねん）は、清きよし末すえの陝西せんせい省しょうでの回かい民みん蜂起ほうきの指導しどう者しゃ。

陝西せんせい省しょう出身しゅっしん。イスラム教いすらむきょうのアホン。1857年ねんから1858年ねんまで雲南うんなん省しょうの回かい民みんの蜂起ほうきに参加さんかし、帰郷ききょう後ごに陝西せんせい省しょうでの反はん清きよし運動うんどうの準備じゅんびを進すすめた。1862年ねん、太平たいへい天国てんごくの陳ちん得とく才ざいの部隊ぶたいが陝西せんせい省しょうに入はいると、任にん武たけしらとともに蜂起ほうきし、渭水両りょう岸きしを転戦てんせんした。1864年ねんに蜂起ほうきが失敗しっぱいに終おわると、甘あま陝提督とく雷かみなり正せい綰たがねに投降とうこうしたが、1866年ねんに再ふたたび蜂起ほうきし、甘粛かんせい省しょう寧やすし州しゅうの董ただし志こころざし塬で、十じゅう八はち大だい営の元帥げんすいの一人ひとりに選えらばれた。その後ご、河かわ州しゅうの馬うま占うらない鰲の回かい民みん軍ぐんと連合れんごうして清しん軍ぐんに対抗たいこうしたが、1872年ねんに馬うま占うらない鰲が清きよしに投降とうこうするのに反対はんたいしたため、馬うま占うらない鰲に捕とらえられ、清しん軍ぐんに引ひき渡わたされて処刑しょけいされた。

参考さんこう文献ぶんけん

• 郭かく穀こく生せい・史し式しき編へん『太平たいへい天国てんごく大だい辞典じてん』中国ちゅうごく社会しゃかい科学かがく出版しゅっぱん社しゃ
• 『中国ちゅうごく歴史れきし大だい辞典じてん・清史きよし（下した）』上海しゃんはい辞書じしょ出版しゅっぱん社しゃ