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せい

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

せい(りんせい)とは、生物せいぶつからだにおいて、ある器官きかん一定いってい箇所かしょからえがくようにならんでしょうじることである。植物しょくぶつはなかんして使つかわれることがおおい。

場合ばあい

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たとえば種子しゅし植物しょくぶつはなは、くき沿ってしょうじるが、おなたかさからは1つずつるものがおおく、これを互生ごせいう。それにたいして、おな水準すいじゅんうように2つをしょうじるのを対生たいせいう。せいは、これにているが、3つ以上いじょうのような配列はいれつしょうじるもののことである。対生たいせいくきたいしてかいってつくが、せいではそのかずおうじてほぼくき周囲しゅうい等分とうぶんにするようにつくのが普通ふつうである。

ならかずはさまざまで、3つのこともあれば、すう10になるものもあるが、4つのものが比較的ひかくてきおおい。それぞれそのかずおうじて3りんせい、4りんせいなどというが、5つよりおお場合ばあいにはあまりすうではわない。

互生ごせいであればはな互生ごせいであり、同様どうようせいするものははなせいする傾向けいこうられる。

互生ごせい対生たいせいかはなどの上位じょうい分類ぶんるいぐんおおきな特徴とくちょうとなる場合ばあいがあるが、特定とくていすうせいであることを特徴とくちょうとするれいおおくない。たとえばシオガマギクぞくでは互生ごせいのもの、対生たいせいのもの、4りんせいのものがじっている。ヤエムグラぞくではおおくが4りんせいであるが、ヤエムグラでは6-8りんせいカワラマツバは10りんせいにもたっする。ツリガネニンジンでは、どういち個体こたいでも3りんせいと4りんせいじり、とき互生ごせいる。

はな構成こうせい要素ようそ場合ばあい

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なお、はな構成こうせいする花弁はなびらしべなどはなばれ、誘導ゆうどうぶつである。これらではせい普通ふつうで、そのかずも3、4、5、6、あるいはそれらのかず整数せいすうばいとなるれい多々たたある。たん子葉しよう植物しょくぶつ場合ばあいはこれは3でほぼ固定こていされている。そう子葉しよう植物しょくぶつでは様々さまざまだが5が比較的ひかくてきおおい。はなかんしてはせいしょうじるものを生花せいか螺旋らせんなどせいにならないものを生花せいかという。もっとも、おおくの生花せいかは、実際じっさいにはあいだまった螺旋らせんであるとかんがえられる。

にせせい

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なお、かけじょうせいでありながら、実際じっさいにはそうでないれいもある。たとえばシソ植物しょくぶつはなにはジュウニヒトエアキギリぞくなど、せいえるれいがよくあるが、それらをよくると、はな根元ねもとじつ対生たいせいであり、それが基部きぶ左右さゆうぶんえだすことで、外見がいけんじょうせいえる。このようなものはにせせい(ぎりんせい)、あるいはかり(かりん)という。

また、かけはせいであるが、実際じっさいにはその付着ふちゃく位置いちすこしずつずれているにせせいもある。これはせい以外いがいじょにおいて、そのあいだまってしまったものとかんがえられる。