通信つうしんネットワーク工学こうがく

通信つうしんネットワーク工学こうがく (つうしんネットワークこうがく) は、伝送でんそう路ろや交換こうかん設備せつびの構成こうせい・効率こうりつ的てき運用うんよう方法ほうほうなどをあつかう工学こうがくである。

ネットワーク構成こうせい[編集へんしゅう]

　ネットワーク構成こうせいとは、ネットワークの構成こうせいの方式ほうしきの事ことである。

スター形がた :交換こうかん設備せつびから放射状ほうしゃじょうに接続せつぞくされるもので、主おもにLANの端末たんまつ機器ききの接続せつぞく点てん、公衆こうしゅう通信つうしん網もうの加入かにゅう者しゃ収容しゅうよう部分ぶぶんに用もちいられる。
環たまき形がた :環状かんじょうに交換こうかん設備せつびを接続せつぞくしたもので、一ひとつの区間くかんの障害しょうがい時じには逆ぎゃく向むきの接続せつぞくで伝送でんそうできる。信頼しんらい性せいを要求ようきゅうされる中継ちゅうけい網もうに用もちいられる。
階層かいそう形がた :スター形がた・リング形がたを階層かいそうに分わけて接続せつぞくしたものであり、大だい規模きぼな公衆こうしゅう通信つうしん網もうに用もちいられる。
バス形がた :CSMA/CD(Carrier Sence Multiple Access with Collision Detection)で用もちいられるもので、送信そうしんした信号しんごうが全すべての端末たんまつで受信じゅしんされるものである。