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高矢禮(ゴシレ、Gosireh、고시례、ローマ字転写:Gosirye、「禮」は「礼」の韓国における漢字(旧字体))とはかつて日本に存在していた朝鮮料理レストラン。韓国の俳優ペ・ヨンジュンがプロデュース(ジェネラル・アドヴァイザー)を手がけていた。
本格的な韓国伝統料理店。うま味調味料を使わず素材にこだわっている。
“高矢禮”とは、大切な食べ物に対する、韓国の伝統から生まれた礼の心を意味するとされる。野外で飯を食べる前に「高矢禮(ゴシレ、ゴスレ、gosirye)」と叫んで、食べ物を外で投げること、土神と水神(五行)に食べ物を捧げるという意味がある。
高矢禮の全メニューの監修は、朝鮮皇室宮廷料理の継承者であり、韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で料理監修を務めた姉をもつハン・ボクジン教授が行なった。アートディレクターとしては、有名女性ファッションブランド「KUHO」のプロデューサーであり、韓国映画「スキャンダル」で美術監督を務めたチョン・グホが担当し、インテリア・食器だけでなく店員の衣装であるハンボクのデザインを手がけた[1]。
週刊文春2006年9月14日号にて、評価基準中で最低の「おごりでも行きたくない」との評価がなされている。
採点は「料理」、「サービス」、「客層を含めた雰囲気」、「コストパフォーマンス」、「他店にはない特徴」の5項目、各項目20点の合計100点満点で行われ、評価基準は、90点以上が「ぜひとも常連になりたい」、80点以上が「ときどきは顔を出したい」、70点以上が「誘われたら行ってもいい」、69点以下が「おごりでも行きたくない」であった。
高矢禮は、「料理」で14点、「サービス」で11点、「客層を含めた雰囲気」で14点、「コストパフォーマンス」で2点、「他店にはない特徴」で11点、計52点を記録した。
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東京高輪店外観
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前菜
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