BSD/OS

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BSD/OS
開発かいはつしゃ Berkeley Software Design, Inc.
プログラミング言語げんご C言語げんご
OSの系統けいとう Unix
開発かいはつじょうきょう 開発かいはつ終了しゅうりょう
ソースモデル Source-available
RTMはん BSD/386 1.0 (1993.3)
対象たいしょう市場いちば インターネット・サーバ・アプリケーション
使用しようできる言語げんご 英語えいご
プラットフォーム x86, SPARC
ライセンス プロプライエタリソフトウェア
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BSD/OS(びーえすでぃー・おーえす)とは商用しょうようUnixけいOS一種いっしゅ企業きぎょうサーバ利用りようされている。

解説かいせつ[編集へんしゅう]

4.4BSD-Liteをもとに Berkeley Software Design, Inc.(BSDI) により開発かいはつ販売はんばいおこなわれ、初期しょきにはBSD/386(1992ねん当初とうしょ)とばれていた。 BSDI は 2000ねんに、当時とうじ FreeBSDのCD-ROMを販売はんばいしていた Walnut Creek CDROM と合併がっぺいした。翌年よくねん2001ねんにBSDIの一部いちぶウインドリバー・システムズ買収ばいしゅうしたことにより開発かいはつ販売はんばいつづけられていたが、同社どうしゃ2003ねんをもってBSD/OSの権利けんり保持ほじしたまま、その開発かいはつ販売はんばい終了しゅうりょうした。

商用しょうようBSDの子孫しそんくらべ、守秘しゅひ義務ぎむ必要ひつよう周辺しゅうへんデバイスについても秘密ひみつ保持ほじ契約けいやくむすんで開発かいはつできたため、一般いっぱんFreeBSDNetBSDなどが対応たいおうしていない周辺しゅうへんデバイスについて対応たいおうしている場合ばあいがあった。また、商用しょうようソフトウェアとして開発かいはつされたため、おも品質ひんしつめんたか評価ひょうかがあった。

歴史れきし[編集へんしゅう]

  • 1992ねん BSD/386 がリリースされる
  • 1992ねん USLとBSDI・UCBのあいだ裁判さいばん勃発ぼっぱつ
  • 1994ねん USLとBSDI・UCBのあいだ裁判さいばん和解わかい
  • 2000ねん BSDIがWalnut Creek CDROMを買収ばいしゅうし、FreeBSDとの連携れんけい開始かいし
  • 2001ねん みOSをおも業務ぎょうむとするウインドリバー・システムズがBSDIを買収ばいしゅう
  • 2003ねん BSD/OS 5.0がリリースされる
  • 2003ねん ウインドリバー・システムズがBSD/OS の販売はんばい終了しゅうりょう宣言せんげん[1] [2]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]