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Base58

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

Base58は、データを58種類しゅるい印字いんじ可能かのう英数字えいすうじのみをもちいて、それ以外いがい文字もじあつかうことの出来できない通信つうしん環境かんきょうにてマルチバイト文字もじやバイナリデータをあつかうためのエンコード方式ほうしきである。Base64ているが、英数字えいすうじ以外いがい文字もじ印刷いんさつした場合ばあいちがいのわかりにくい文字もじはいするような変更へんこうがなされている。これは生身なまみ人間にんげんであるユーザーが手動しゅどうでデータを入力にゅうりょくしたり、視覚しかくてき情報じょうほうげんからでコピーすることを想定そうていしているほか、ダブルクリック一発いっぱつ文字もじれつすべてを選択せんたくらくコピー&ペーストができるように設計せっけいされているためである。

Base58ではBase64から数字すうじの0と大文字おおもじのO、大文字おおもじのIと小文字こもじのlの英数字えいすうじといった区別くべつしづらい文字もじや、英数字えいすうじ以外いがい特殊とくしゅ文字もじである+(プラス)/(スラッシュ)をのぞいた文字もじセットで表現ひょうげんされる。Base58はエンコードのデータの分割ぶんかつ単位たんいが58と2のべきかずではないため、Base64のようにもとデータをビットごと分割ぶんかつすることができない。このためおおきいバイナリデータをエンコードすることは不得手ふえてであり、もっぱおおきな整数せいすうをエンコードするのにもちいられる。 後述こうじゅつれいのように文字もじセットのならじゅんただしい規定きてい存在そんざいせず個別こべつ実装じっそう依存いぞんしており、おなじ"Base58"という名前なまえでも複数ふくすうのフォーマットが存在そんざいする。派生はせいフォーマットとして文字もじセットからさら数字すうじの1と小文字こもじのoの2文字もじのぞいたBase56というものも存在そんざいする。

Base58Check最初さいしょ最後さいごすう文字もじでそれぞれデータ種別しゅべつエラー検出けんしゅつ符号ふごう付加ふかするBase58エンコードフォーマットであり、ビットコインのアドレスはこの形式けいしきをとっている。[1]

対応たいおう文字もじ

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前述ぜんじゅつしたように、Base58は文字もじセットない文字もじならじゅん実装じっそう依存いぞんしている。ここではいくつかのれいげる。

アプリケーション 対応たいおう文字もじ
ビットコイン アドレス[2] 123456789ABCDEFGHJKLMNPQRSTUVWXYZabcdefghijkmnopqrstuvwxyz[3]
リップル アドレス[4] rpshnaf39wBUDNEGHJKLM4PQRST7VWXYZ2bcdeCg65jkm8oFqi1tuvAxyz[5]
flickrよう短縮たんしゅくURL[6] 123456789abcdefghijkmnopqrstuvwxyzABCDEFGHJKLMNPQRSTUVWXYZ[7]

参考さんこう文献ぶんけん

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