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F. D. モーリス

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
フレデリック・デニスン・モーリス
教会きょうかい イングランド国教こっきょうかい
個人こじん情報じょうほう
出生しゅっしょう (1805-08-29) 1805ねん8がつ29にち
死去しきょ (1872-04-01) 1872ねん4がつ1にち(66さいぼつ
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ジョン・フレデリック・デニスン・モーリス(John Frederick Denison Maurice、1805ねん8がつ29にち - 1872ねん4がつ1にち)は、英国えいこく神学しんがくしゃ聖職せいしょくしゃ作家さっかキリスト教きりすときょう社会しゃかい主義しゅぎ運動うんどう創始そうししゃ一人ひとり

生涯しょうがい

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モーリスは、ユニテリアン牧師ぼくし息子むすことしてまれた。1823ねんケンブリッジ大学けんぶりっじだいがくトリニティ・カレッジ入学にゅうがくしたが、中退ちゅうたいして、ロンドンでフリーのジャーナリストになった。

しかし、そのイングランド教会きょうかいうつり、オックスフォおっくすふぉド大学どだいがくエクセター・カレッジに入学にゅうがくし、1830ねん卒業そつぎょうした。1834ねんには聖職せいしょくに按手され、ガイズ・ホスピタルのチャプレンに就任しゅうにんし、道徳どうとく哲学てつがく講義こうぎ担当たんとうした。そのあいだに、かれ代表だいひょうてき著作ちょさくひとつ『キリストの王国おうこく』(The Kingdom of Christ)を出版しゅっぱんした。

1840ねんロンドン大学だいがくキングス・カレッジえい文学ぶんがくおよび歴史れきしがく教授きょうじゅとなり、1846ねんには新設しんせつされた神学しんがく教授きょうじゅえらばれた。

1838ねんごろからキリストきょう社会しゃかい主義しゅぎ関心かんしんつ。J.M.ラドロー(John Malcolm Forbes Ludlow、1821-1911)とい、二人ふたり協力きょうりょくしてキリストきょう社会しゃかい主義しゅぎ運動うんどう組織そしきして活動かつどうおこなう。

1853ねん、『神学しんがく論集ろんしゅう』を出版しゅっぱんすると、キングス・カレッジの教授きょうじゅかい優勢ゆうせいであったカルヴァン主義しゅぎものから、じゅう定説ていせつえらばれたものてられたものあらかじさだめられているとする決定けっていろん)や永遠えいえん刑罰けいばつきょうせつ否定ひていしたとして批判ひはんけ、どうカレッジを辞任じにんせざるをなくなる。

1854ねん、ラドローと協力きょうりょくし、労働ろうどうしゃ大学だいがく(Working Men's College)をロンドンに設立せつりつして、校長こうちょう就任しゅうにんする。

1866ねんケンブリッジ大学けんぶりっじだいがく道徳どうとく神学しんがく教授きょうじゅ選任せんにんされた。

1872ねん死去しきょした。

参考さんこう文献ぶんけん

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  • 塚田つかださとし『イングランドの宗教しゅうきょう―アングリカニズムの歴史れきしとその特質とくしつきょうぶんかん、2004ねん
  • 西原にしはられんふとし「イギリスのキリスト教きりすときょう」『総説そうせつ キリスト教きりすときょう3 きん現代げんだいへん日本にっぽんキリスト教団きょうだん出版しゅっぱんきょく、2007ねん

関連かんれん項目こうもく

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